お悔やみ | ネコのつぶやき

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なっちゃんの作業所に通っている男の子のお母様がお亡くなりになりました。 

息子を置いて先に逝かなければならなかった・・・
無念だったでしょう。


ご冥福をお祈りします。






障害のある子供の親が一番恐れていることは




自分が死んだ後の子供の事です。





健常児をお持ちの方にはイマイチ理解しがたい感情かもしれません。

だって、普通に育てば、
いつかは結婚したり、独立して家を出て行ったり・・・
遅かれ早かれ別々の生活を始める日がやってきます。


でもね・・・

障害を持っているということは

ずっと一緒に暮らしているということなんです。




私がいなくなったら・・・
なっちゃんはどうやって暮らすんだろう?
誰がご飯を作ってくれるんだろう?
お買い物に一緒に行ってくれる人はいるんだろうか?

いろんな、いろんな事を考えるだけで



胸がいっぱいになってしまいます。





いつかはそんな日がやってくるんですが・・・・



私には、まだ心の準備ができていません。








亡くなったお母様も突然のことにさぞ無念だっただろうと。
残された彼はこれからどうするんだろう?





いろんな、いろんな事を考えてしまいます。







数年前に知り合いの子供さんが亡くなりました。
重度の障害を抱えていました。

お悔やみを言いに行った私に彼女は悲しげに微笑んで言いました。


「わたしが見送ってやれて良かった・・・」




その言葉は胸に突き刺さりました。

そして、一瞬でも私は「見送ってやった方が幸せかもしれない」と思ってしまいました。






残して逝くつらさ・・・










ごめんなさい。
悲しい内容のブログになってしまいました。
書くのを止めようかとも思いましたが
私の気持ちの行き先を見つけられなくて・・・

障害や病気を持っていても懸命にその日を生きている人達がいます。
華やかな世界とは程遠いけど、
その日、その日をキラキラと輝く瞳で生きている人達がいることを
時々思い出してください。

私は、彼らから「生きる」勇気をもらっています。 




突然お母様を亡くした彼が強く生きていってくれることを祈ります。