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素敵なお話を聞きました。
シェアさせてくださいね(=⌒▽⌒=)
私と同い年くらいの方のお母様のお話です。
お母様がまだ小学校に通っていた頃・・・ずいぶんと遠い昔の話です。
今のような陰湿ないじめはなかったでしょうが、
当時もクラスにひとりは必ず「いじめっこ」と称される子が存在しました。
彼女のクラスにもまるでお話の中に出てくるようないじめっこがいたそうです。
身体が大きくていつも乱暴なことしかしない男の子・・・
誰かがこのいじめっこに泣かされるのが当たり前のような毎日。
ある日の授業中、事件は起きました。
昭和の頃の小学校には今のように消火器はありません。
教室の後ろに非常用の水をいれたバケツが置いてありました。
教室の一番後ろの席に座っていたいじめっこが
前の席に座っていた女の子に突然、そのバケツの水を頭からかけたのです

教室は騒然となりました・・・・・( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
頭から水をかぶって泣きじゃくる女の子。。。
絶対に謝ろうとしないいじめっこ。。。
はっきりした理由もわからず、その日は水浸しの教室に何ともいえないドヨンとした空気が流れたのでした。
翌日、朝礼の時に先生からお話がありました。
前日の水浸し事件の後、双方の家庭訪問をして事情聴取があったようです。
いじめっこは・・・
「俺は悪くない!」
「あいつが嫌な事をしたからだ」の一点張りで本心を語りません。
水をかけられた女の子が先生やお母さんの言葉がけでやっと重い口を開いたようです。
授業中におトイレに行きたくなったんだけど、行きそびれちゃったの。
私がお漏らししたことを隠そうとしてくれた・・・
お漏らししたことが周囲にわかったら、その女の子が恥ずかしい思いをするだろう。。。
いじめっこは咄嗟にバケツの水をかける~という行動に出たのでしょうねσ(^_^;)
この話を聞きながら、ふと小さい頃に通った小学校の校舎を思い出しました。
低学年の頃、まだ建てなおす前で床も木の床でした。
ザラッとした手触りの木の机。
油を引いた床の匂い。
チョークの香り。
黒板のキュッキュッと鳴る音。
今みたいにキレイな校舎ではなかったけれど・・・
今とは全く違う空気が流れていたように記憶しています。
その当時と今と・・・一体何が違うんでしょう?
「いじめっこ」の質が全く違うような気がしません?
その人が死にたくなるようないじめは、すでに”いじめ”ではなく犯罪です。
バケツで水をかけたいじめっこは今の世の中に流れるいじめのニュースをどんな思いで聞いているのでしょうか?
ふと尋ねたくなりました。