毎年5月に開催される、欧州ハイエンドショーが始まる。
15-18日までミュンヘン。
日本のハイエンドショーと全く異なり、B2Bで、主に代理店や評論家などのプロを対象としたメッセであり、
本来は一般客向けではない。
いままで、フランクフルト、ミュンヘンで開催され、今年もミュンヘンで開催されるが、これがドイツ最後になる。来年から少なくとも3年間は、オーストラリアはウィーンに移る。
ミュンヘン会場は、幕張メッセのような会場である。
広い空間はよいが、要するに広い体育館であり、きちんとした部屋に区切ることができないので、使いずらいし、音も悪い。そんな理由もあったのではなかろうか。
ウィーンの会場は、昔からfinest audio showを開催している会場で、小部屋も多数ある。
東京の有楽町で開催される、ハイエンドショのような展示ができるので、良い方向になったと思う。
ところで、Auro-3Dに大きな動きがあった。
マルチchを主体とした配信サービスが今年7月から行われる。フォーマットには、ATMOSではなく、7.1.4ch PCMが採用されるが、Auro-3Dも使われる。
今まで、2Lが孤高でがんばっていたソースも、高い値段で空輸しないでも、こちらからストリーミングで聞けるようになる。
Sunnyvaleにある Pure Audio Streaming 社がミュンヘンのハイエンドショーで、初披露するという。
Room H1, Stand K1Bで、Auro-3Dとのコラボ。
とアナウンスしている。
配信のサービスは、7月25日から始まるが、このハイエンドショーがおわる5月18日までに申し込んだ先駆者マニア向けにβ版が提供される。これは5月25日からサービスされる書いてある(日本に向けても配信されるかどうか不明だ*)。
https://pureaudiostreaming.com/pure-audio-streaming-unveils-exclusive-early-adopter-program-for-audiophiles-at-high-end-munich-2025/
*専用機材として、受信,デコード.HDMI出力のために、(amazon fire HDのライバル製品である)Nvisia shild TV proが必要で、これは、all regionで使えるわけではない。 僕も使っているが、iPAD miniを2枚(いや、3枚かな)重ねたような大きさで、amazonfire HDよりもでかいが、さすがにNvideaだけあって256コアで処理が早く、メモリも16GBと大きく(さらにSDで増設可能
)、フリーズしない点で優れている。今の版は2019年登場なので、枯れて安定していると思った方がよい。
日本では正規販売はしていないと思う。Auro-3D 11.1chを再生するには、firm 9.1.2以上にする必要があり、設定はナイトリスニングoff, システム音off,オーバーサンプリング off ,Dolby オーディオ off 、とする。日本から、updateできるかどうか不明。