いやはや、参った。
Dirac が、残念なことになっている。
11月のブラックフライデーに買ったライセンスが、いまだに稼働できないでいるのだ。
必要性を感じないソフトなので買わなくてよいものだが、試してみようと思ったのが運の尽き。
問題満載なのである。
まず、購入できなかった。
Diracというこの会社、dirac liveなるソフトを売って食っている会社であるが、
ライセンスを買おうにも、日本発行のクレジットカードを受け付けていない。
Visa, Master, JCB.
みな、ダメだった。
日本の窓口はない。一応、日本人向けのメールアドレスは公開されているが、返事は1カ月ない。
仕方がないので、フランスのFocalに連絡をとり、欧州の窓口を聞いて、連絡した。
Diracに知らせると、1カ月間気が付かなかったようだ。
ということは、ブラックフライデーのセールでは、日本人は誰一人として買わなかったということになる。
デノマラのユーザは、あるいは、パイオニアやオンキョーのユーザは、誰一人として、
少なくともこの1カ月間、Dirac liveを買っていないわけだ。
こんな状況では、当然給料が出せないのであろう、
パーマネントな社員もいない感じの対応である。
もう会社が傾いている感が満点である。
一応、英国発行のカードは、受け付けたので、買うことはできた。
せっかくライセンスを買ったので、iOSのブラウザからdiracのsiteにloginし、
ライセンスキーを入力してアクティベートしてみたら、できた。
カネを払ったのであるから。ここまではアタリマエ。
でも、ここからが再び問題。
Diracのサイトにloginしてアクティべートする、という作業とは別に、
Dirac liveのソフトをPCにinstallして、PCソフト側からアクティベートを確認するという作業が独立していて、
同じパソコンで行わなくてはいけないのだ。
僕の場合、iPADでアクティベートしたのだが、僕のipadには指定のUSBマイクが接続できないので、マイクを
付けて測定できない。
そこで、dirac live ソフトは、iPADではなく、windows PCにインストールした。
installした後にライセンスを確認する画面があるが、なんと、ライセンスを買えというメッセージ。
PCを変えたら再度購入するようにできている。
PCが壊れたら、あるいはOSをアップデートしたら、PC機種を変えたら、
またDiracをあらたに買え、ということである。
そんなアグリーメントにはなっていないぞ。
DENONにも知らせておいたが、DENONによると、PC1台ではなく、アンプ1台に対して、1ライセンスになっている「と思う」が、要するに、よくわからんと。
無責任な会社であるが、DENONのせいではないので、責められない。
Dirac は、日本でサポートする窓口もなく、デノンもマランツもサポートはしない。
一応、Diracのサポート係は欧州に存在はしているし、返事は来ている。
曰く、ライセンスをリセットしたので、再度installからやり直せ、という。
やってみると、やはり、dirac liveはライセンスを認識しない。
よく見ると、機種がdenon AVC-A10Hになっている。
おれの機種A1Hとは違う。
(似てるけど)
これ、機種登録されたあとは、自分では変更できないのだ。
バイト以下のアホな対応をされた。
今後、あれこれ、メールでやりとりはできると思うが、時間切れ。
もう、このアンプを触ることは、しばらく、ない。
もうイギリスにも戻らないといけないもので。
安さに目がくらんで、Dirac liveなんぞに手を出したのがいけなかった、ということか。
Diracに手を出す人の要件はこうなる。
『
英語でのやりとりを十分に正確にこなせる必要があり、
かつ、
問題解決に2カ月もの時間軸で、たっぷり時間をつかえる人。
』
こんな人が日本に何人いるかわからぬが、この要件を満たせない人は、使うべきではない。
こんなクソ会社の製品を担ぐDENONもひどいものだ。
ぷんぷん。