昨日、Auro3Dさんの音を聞きにいって、この興奮が冷めぬうちに、面倒くさくて着手していなかったスピーカーワイヤリングを行った。

なにが面倒なのかというと、フロントHiのスピーカーが、2m前方に移設したので空間上にあるからだ。

Auro-3Dのルールに沿って、天井スピーカーを構成するフロントHiのSPを、その下の層にあるフロントスピーカーの真上に設置したためにこうなった。

設置はしたのだが、そのスピーカーケーブルをアンプから引き延ばして配線するのが大変なので、放置していた。

こうした面倒なことをするには、勢いがなくてはできない。

 その勢いが、今はなぜかある。
体が勝手にワイヤリングをやるぞ、と言い出して聞かぬのだ。

 昨日は、もしかすると数日前に英国から着いたせいで時差ボケが理由かもしれぬが、3時間くらいしか寝ていないせいかもしれぬが、とにかく今やらねば、1カ月は先おくりになりそうだった。

ところで、このスピーカー配置は、Auro-3Dを再生するうえでは重要らしい。

そもそも、真上とか、真下というのは、上にあるSPの中心から垂線を垂らして、正確にしたのSPの中心に一致させることだ。

では、中心とはなにか。

僕は、勝手にツィーターの振動板の中心、と解釈した。そこからレーザー墨出し器をつかって下のスピーカーのツィーター振動板の中心に当たるように設置位置を調整する。

こんなこと、言うは易し、行うは難しだ。

スピーカーを天井から天井へ、移動するだけでもけっこう難しいのに、右に2cm,奥に1cm、さらに動かしてね、などと調整しながら取付するのはかなり大変だ。スピーカーは、案外重いし、別にレールがあるわけでもない。

我が家の場合、鉄骨の上にステンレスパイプを這わせてレール代わりとし、左右の微調整をできるようにした。

前後はあとから調整できないので、レーザー測量でミリ単位で動かしてパイプを固定する。

こんな絵になる




大工さんの協力で、この作業を先月行ったのだが、アンプの不調や、そもそも僕がほぼいなかったせいもあって、配線は後回しにしていたのだ。

先ほど完成した写真がこれ。

ようやく、Auro-3D 13.1chの設置が完了
これから、音出しをします。