巫(かんなぎ)紗妃です。


千葉では線状降水帯の被害が発生していますが、その地域におられる皆さまは、ご無事でしょうか。
まだ気の抜けない状況かと思いますが、どうぞお住まいの地域がご無事でありますように。
そして、被害に遭われた方は心よりお見舞い申し上げます。
なにより、一刻も早く日常を取り戻せますように。


少し心配になり、千葉にお住まいのOさん一家に連絡したら、ご無事だったようでひと安心しました。

Oさん一家は古くからお住まいである土地とご先祖さまとの結びつきが非常に強い家系です。
(記事でも、ときどき登場していただいています)


昨日の迎え盆は大雨のため、初めて家でされたそうですが、久しぶりに一家全員そろっていたため、かえってご先祖さまに喜ばれたのだとか。

一夜明けた今日、お墓に行くと水浸しではあったものの、無事にお参りもできたとのこと。


家の前が一時的に冠水した以外は、ご近所や少し離れたところにある店舗にも被害はなかったそうで、とにかく「守り」が強い!

偶然ともいえるかもしれませんが、それだけでは片付けられない、Oさん一家の、土地とご先祖さまの深い結びつきを感じます。

しかし、今なおご先祖さまのお墓を大切に守り、神さまを丁寧にお祀りしていることが大きいのは言うまでもありません。

今回、お話を伺って初めて、何も知らないままで過ごしてきたことがわかって、思わず自分を顧みました。

土地との結びつきはないし、伝統や風習ともあまり縁がなかったためか、お恥ずかしながら「お盆の風習」をよくわかっていなかったのです。
(お盆真っ只中のお忙しい中、親切に教えていただいて、ありがとうございました。本当に大変勉強になりました。)


とはいえ、風習だけが守りでもなく、風習を守ることで強化されるものがあるという、性質の違いでもあるのかな、とも思います。

私自身、ご先祖さまの結びつきを感じるものの、Oさんの家とは種類が違います。


そういえばこの仕事も、もとは祖母から受け継がれたもの。
彼女は従事せず、その宿題ごとこちらに来た形にはなりますが、それでも私自身の、家系から継ぐべき流れがあり、今や私自身の務めです。


そもそも自分の後ろには何百人、何千人ものご先祖さまがいて、その連綿と続く流れがなければ、今の自分は存在していません。
そう考えると、なんだか自分という存在もまた、途方もない流れにいるような気がするのです。

そう考えると、誰しもがそうとは知らず、ご先祖さまによる見えない恩恵に、大なり小なり預かっているのだと思います。


だから、今この時期だけは少しだけ、遠くにいるご先祖さまに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

行ける人は、ぜひお墓参りにどうぞ。
きっとご先祖さまも喜んでくれるはずです。
(暑いので熱中症には十分お気をつけながら、無理のない範囲で…)


行けない方も「その流れ」のなかにいる自分を意識してみると、ご先祖さまとの結びつきや守りは強化されます。

また、「自分」という個人のありようや捉え方も、少し違って見えてくるかもしれません。


幼い頃に、おばあちゃんの家で、おじいちゃんの遺影ばかり見上げていたのを思い出しました。
今は二人とも同じお墓のなかで、遠くから見守ってくれているのかもしれませんね。

私も送り盆を迎える16日まで、ちょっぴりそんな彼らに想いを馳せながら過ごそうと思います。



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