今ちょうど稲佐の浜では神さまを迎えている頃です。
今年はセルフ神迎えになるので、今は静かに待機中。
夜の浜、きっと寒いだろうなあ。心細いなあ…。

その間に、1日目の3社目、揖夜神社のお話。


今年は揖夜神社の遷宮が完了していました。
建物そのものに大きな変わりはありませんが、本殿を囲む玉垣や手水舎などが修繕されています。

お社を手入れして、神さまを守り続ける。
形は様々ながら、そうして長く続く神さまとの関わりを大事にしている様を神社を訪れるたびに感じるのもいいものです。


主祭神は伊弉冉命(イザナミノミコト)。
黄泉の国を鎮める神さまです。

熊野大社の厳然とした空気とは打って変わって、穏やかな雰囲気が漂っていて、とてもホッとします。


とはいえ、先に行った黄泉比良坂(黄泉比良坂)は、いつになく苦しいと感じました。

5分足らずの道を抜けるだけだというのに、心のなかで強く抵抗を感じます。

ここでは、「手放すべきものは全て手放す」ことになっていたからでしょう。
でも、影に隠れていたい、どこかで手放したくない気持ちがあるのです。
そんな気持ちと闘いながら、それでも「全て置いていく」と心のなかで唱えていました。


その後、揖夜神社にて祀られている火の神さまからは火をいただきました。

熊野はカミゴトの火ですが、こちらは生命力の火。
黄泉から帰ってきたので、まさに「黄泉がえり」の火です。 


お社と、その向こう側の里と山。
一直線に見える景色に、黄泉比良坂から帰ってくると、なおのこと安堵します。


社務所に行くと、年末の準備なのか、受付の向こうでパタパタ音がしました。
横には何やらたくさんの荷が積まれています。
「イベント」と行ってしまえばそれまでだけど、神社にまつわる、そんな営みを見るのも好きです。


朝が早かったので、のんびり巡っていましたが、そろそろ夕方に差し掛かっていました。
次が1日目、最後のお社です。



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