巫(かんなぎ)の林 紗妃です。


そういえば、今年は泊りがけで出張することがなく、旅そのものが一年ぶりでした。

巫として始めた当初は修行さながらに、毎月どこかに行っていましたが、今度は真逆でどこにも行かないという。
これもまた内面の修練に必要だったのかな、と思います。


旅の始まりは、朝イチのバスで空港に向かうのが常でしたが、毎回ギリギリで検査場に駆け込むハメになっていたので、今年は博多に前入りです。


そして、今年は神棚に祀ってあった「せいしょこさん」こと加藤清正公が一緒です。
出る日の朝、いつものように神棚に手を合わせて、何となしに一緒に聞くか尋ねたら「いいのか!?」と大層お喜びでした。

どうも勝手についていっちゃいけないそうです。
でも、ルールというよりも矜持のようなものだそう。


ちょっとだけ、出雲についてきちゃって大丈夫かな、と思ったのですが、「身代わりを置いてきた」と。

浮かんだイメージがコレ。


…怒られんか、コレ…?
まあ、いいけども。

どこにどう「置いてきた」かわかりませんが、いいと言うのなら大丈夫なのでしょう。


熊本は雨予報だったのが、晴れていました。

通り雨も、バスに乗る直前で避けられてラッキー!



福岡行きのバスに一緒に乗車。

「バスなるもの」は初めて乗るそうです。
そうなんだ…。

どこか連れてってくれる人、いなかったのかな?
クルマは「ある」そうですが。



ぼけーっと車窓を眺めていると、窓の向こうで虹!
思わずスマホを取り出して、撮りました。

画面中央、山の右裾から立ち上っているのがわかるでしょうか。


もう一度トライして、今度はわかりやすく写り込みました。

虹を見たのは久しぶり。
去年、鹿児島の霧島神宮以来です。

なんだか、幸先のいいスタートです。


2時間と少しバスに揺られて、博多に着くと外は真っ暗でした。
小雨の降りしきるさなか、駅前では野外ステージのクリスマスソングが聴こえてきます。

イルミネーションはキレイだけど、さすがにちょっと気が早いような…。

せいしょこさんは見るもの全て新鮮なようで、キョロキョロ辺りを見回しています。
ただ、私がアレコレと忙しくしているせいなのか、そっとしておいてくれるので助かります。


いかんせん空港が近いと言っても、翌日が早朝起床であることには変わりありません。
ホテルにチェックインして、すぐお籠り体制に入り、いよいよ始まる旅に備えます。



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