巫(かんなぎ)の林 紗妃です。
 
 
城下町編の続き。
 
 
翌日は市街地の天満宮に立ち寄りました。
(写真を撮ったと思ったら、なかった…)
 
立ち寄ると、ちょうど終わりの太鼓が鳴り響いているところで、どうやらギリギリで間に合ったようです。

 
ここで、いつもならさらに翌日に次の場所へ・・・と、なるのですが、このときの私はちょっぴり疲れてもいました。
よく考えたら、今までだって誰も「すぐに」とは言っていません。
自分のペースを優先して、よかったのです。
 
きっと、巫を投げ出そうとしたのは、そうして自分を追い詰めすぎていたせいもあったのでしょう。
だから、今度は翌週に回して少しお休みすることにします。
自分を追い込むのをやめたら、気持ちがとても楽になりました。
 
そして迎えた翌週の木曜日。
 
熊本市内では最古といわれる健軍神社は、市電「健軍校前」を降りて、坂を登ったところにあります。
今までは坂の手前にある駐車場から入っていたので、正門から入るのは初めてでした。
 
ご祭神が阿蘇に祀られている神さまと同じであるため、「阿蘇四社」にも数えられています。
 
 

楼門くぐると境内の参道。

こういう、狭いところを経て広場でパァッと視界が開けるの、いいよね。 

 
主祭神は建緒組命(タケオグミノミコト)。
健磐龍命(タケイワタツノミコト)や阿蘇津姫(アソツヒメ)など阿蘇神社と同じ神さまも祀られています。
 
明治以前、健軍は「たけみや」と読んでいました。
今は「けんぐん」です。
 
 

拝殿に着くと、裏手に回って預かった荷をお届けすることになりました。

なんか、判をもらったような・・・?

 

これで御用が終わるかと思いきや、今度は各摂末社に分配(?)を依頼されます。

 

 

拝殿の脇にある摂末社。

「これでいいのかな」と思いつつお届けに回ります。


それにしても、一柱ずつ話すのはいいものですね。

神さまとのつながりの基本って感じがします。


 
拝殿に戻って完了したご報告をすると、最後に雨宮神社に立ち寄ります。

祀られているのは水神さん。
ここは「直会」というか、私のエネルギーを潤すためとして、お取り計らいしてくださったようです。

なお、近くに「神水(くわみず)」と名付けられた地域があります。
昔は一帯のところどころが水辺であり、そこにまつわる逸話から名がつき、この神さまと深く関わっている模様。

以前から水辺でもないのに不思議な地名だな、と思っていたのですが、はからずも答え合わせができた形にもなりました。

 

 
少なくとも平安時代以前から続く古社は、阿蘇と並び称されるのも頷けます。
それでも素朴で親しみやすい雰囲気は、ちょっと足を伸ばしてでも訪れたい場所です。
 
 

また、ここは西南戦争の際に熊本軍が集合した場所…と、地味に見どころが沢山あります。


また地元の神さまと少し距離が近づいた気がして、熊本がさらに身近に感じられるようになりました。

 


 

なお、表参道は1,2キロほどあるそうな。

どこから歩くんだろう?車で来たほうが早そうだな 、と思いつつ御用を終わらせたのでした。



 

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