駅に行くバスが来るまで、あと8分。
荷物を引っ提げて、家からバス停まで走った。
なんでかこう、私はいつも走るな。


きっかり8分遅れで、バスは来た。


そういえば最近は20分以上バスに乗ったことがないなと思った瞬間、急に見慣れた景色が見切らぬ町に様変わり。
よそよそしいな、寂しいな、と思うくらいには、すっかり記憶に馴染んでいた。

いつも降りる市街地を横目で流すのは、新鮮だった。


巨大くまモンは、記念写真スポットとして機能していた。
どこに来たか、一目でわかるもんな。
キャラだけが独り歩きしている気もするけど。


もう一旦、いろんなものを置いて離れようと思った。
自分に集中するのもいいし、それも大事なことだったけど、今度は少し離れてから心を落ち着かせたい。


私は、この世をいつでも春のように謳歌したいのです。
うまくいかないことが多くったって、打ちひしがれることがあったって、この世は美しい彩りに溢れていることを信じていたいのです。
涙で視界が曇っても、歪んだ景色のままでいるのではなく、涙を拭いてまっすぐ前を見据えていたいのです。

そして、そんな世界を神さまと一緒に歩いていたいのです。
一生、これからも、ずっと。


昨日の記事に書いたことを思い返せば、これが紛うことなき自分の本音だった。

七転八倒、立ち往生、回れ右に遠回り。

見る人は「まっすぐ行けばいいのに」と思っていたに違いない。私も、そう思う。
だけどまあ、不細工でもヨレヨレの蛇行でも、確かに自分の歩んできた道だ。

タスケテを言い忘れるの、本当によくないな。
龍神さんだって周りの神さまだって、いつでもトナリにいるのに。



駅前広場の吹奏楽が風に乗ってやってくる。
日曜の昼間、駅は静かなもので、降りる人はいても乗る人は少ない。
たぶん、混むのは上りの方だろう。

日が照っていても強く風が吹けば肌寒い。
裏起毛のパーカー、引っ張り出してきてよかった。
霧島もきっと、朝晩は寒いはず。


ちょっと不安になると解消に走り、思い通りにならないと諦める。
感情を何も抑えなくなった途端、ストレス耐性のあまりの低さに我ながら呆れる。
反射的に対処するのが当たり前で、感情を感じているヒマなんてなかったものだから、不快であっても抑えなくなっただけ、安心感は広がっているんだろう。

楽しむこと、心地いいこと、喜びも成果にしていけたらいいんだ。
実利ばかりじゃ心が荒むね。


走ったせいか小腹が空いて、家の近くにないものを。
こういうのを楽しむところから、旅って始まるな。

初めての自由席は、座席が少し狭くても足元が広々としていて最適だった。


それにしても九州新幹線は、トンネルが多い。
よくぞ開通できたな、と思う。
フリーWi-Fiが繋がらなくなっても文句は言えない。


景色チラ見で記事を書いていると、そろそろ鹿児島。
霧島よりも先に桜島で、パワーチャージしてから。 



霧島の龍脈のエネルギーで天運を掴み、自分の才能を活かして世に出たい方のご縁をお待ちしています。