巫(かんなぎ)の林 紗妃です。
昨日、一つ年を重ねました。
誕生日を迎えた朝に「私、二十歳まで生きられるのかな…」と十代の頃にありがちな自己陶酔を思い出して、「しっかり生きとるがな」と独りごちました。
そう言う奴ほど、しっかり長生きするものです。
誕生日はカジュアルなイタリアンランチでお祝い。
お一人さまはそういないかと思いきや意外と多くて、初めてのお店でホッとしました。
サラダとパンがつく日替わりランチは、手頃な価格ながら妥協のないお味で、人気店なのも頷けます。
エビとキノコのトマトパスタ、具の食感もさることながら、アルデンテで歯ごたえもありました。
でも、隣のムール貝のパスタも美味しそうだな、と横目で見ながら、少し自分のチョイスを恨めしく思ったりもしました。
ニョッキもいいなあ。
次に誰か熊本に来たら、ぜひお連れしたいお店です。
いつもの喫茶店もいいけれど、手帳を書きながらとか、何かしら片手間で過ごすことが多いので、食だけをゆったり楽しむのは、久しぶりでした。
今年は、味わいを楽しむ時間も増やしたいな、と思いました。
お店で出しているパンは、買うこともできます。
以前、教えてもらってからは、私もすっかりファンになって、家に常備するようになりました。
中がフワフワで、ハード系のパンが苦手な人でも食べやすいカンパーニュも好きですが、いま家にあるのはフォカッチャ。
バターを塗って食べるのがお気に入りです。
明日は、ちょっとだけトーストしてカリカリにしてみようかな。
仕事を挟んで、夕方はいちごパフェ。
「いつもより盛っておきましたと」って、本当にモリモリに盛ってくれています。感謝ー!
向かいのテーブルからは、何やら少し不穏なやり取りが聞こえてきましたが、そんなの気にせずニッコニッコで食べていました。
美味しいクチは、幸せのクチ。
口角を上げている方が私もゴキゲンに過ごせます。
はじめは互いに無言だったこの喫茶店も、今では「次はチョコパフェにします?」「いやいや次とかないから」と軽口を交わせるくらい顔馴染みになりました。
最後はバーでガレット・デ・ロワ。
フェーブという小さな陶器が入っているピースを引き当てた人は、この一年は幸運と言われています。
1月にしかできない、ちょっとした遊びを一度はやってみたいと思いつつ、一人ではできなかったので念願叶って…というわけです。
実際はアーモンドが入っていて、フェーブは別添え。
あと引いた人がかぶる紙の「王冠」も入っています。
パイの線に沿って切ったのに、ナイフでアーモンドが真っ二つに割れて「設計ミスー!」となったのも、ご愛嬌です。
折角なので、フェーブはくまモンにしてみました。
親指ほどのサイズのくまモンは、ある意味レアかもしれません。
自分で用意して、自分で持ち帰るという、なんとも自作自演な結果ですが、個人的にはガレット・デ・ロワを食べるという数年越しの願いを叶えることができて満足です。
365分の1しかない、自分だけの祝日を今年は全力で祝って、私って自分で自分を喜ばせる才能、めっちゃあると思いました。
今年一年、絶対いい年になります。
来年は、もっとハデに祝ってやろうと思います。




