皆、それぞれの人生を自分なりに必死で生きているんだな。
私はまだまだ甘ちゃんで、とても幸せなんだなぁ。

行き場のない思いや誰にも言いたくないことを背負っているのが辛いとき、そばにいるのは人よりも神さまの方がいいときもある。

朝に届いたご感想を読みながら、そんなことを思う旅の始まり。


機関誌は前回読んでしまったし、晴れているからずっと外を眺めていた。

私の住んでる場所はあそこらへんだって思いながら飛ぶのは楽しい。


山の低い標高がべったり地に貼りつくアメーバのようだと思っていたら西に行くにつれ、みるみる精悍になって行った。

「右手に鳥取砂丘が見えます」と言われても、こっちは左側。
大人げなく何度か首を伸ばしたけど無理だった。

代わりにまだ雪が残る大山が見えた。


座席はまたも翼の横で、ギアが降りてくるのを興味深く見ていた。
小さな機体だから、いちいちギミックが面白い。

そういえばフラップはどう動くんだろうって思って後ろを振り向いたら、静かにもとの位置に戻るところだった。
立てるんじゃなくて伸ばすのか。
これも新鮮。

2週間足らずで再びの縁結び空港。
スサノオさんはまだオロチと戦っていた。

個人的にはこっちが可愛い。
しまねっこの剣が銅剣という芸の細かさもポイント高い。


大型連休の出雲は賑わっているんだろうな。
静かな参拝も好きだけど、たまにはいいかな、なんて思いながらバスで向かっている。



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