〔実行委員会ニュース４９号(2024年５月)より〕
去る３月２４日、福岡市立香椎浜小学校において「第３２回三・一文化祭」を、多数の皆さんがご来場いただく中、盛況のうちに終了いたしました。皆さまからのご支援、ご協力、本当に感謝いたします。
今回は昨年に続いての、香椎浜小学校での開催でした。時間、内容的にもコロナ前に完全に戻した形での開催であり、本格的な再スタートの意気込みで臨みました。
当日は朝からあいにくの天候で客足が心配されましたが、開演前から次々に来場者が増えていき、本当にたくさんの方々に来て頂きました。特に、今回は家族連れが多く、また、東南アジア系の人々も多く、子どもから大人まで、様々な文化的背景を持つ人々が集う多文化共生の文化祭にふさわしいものとなりました。
内容的には、民俗遊びのコーナーや楽器体験、ウルトラコリアンクイズ、最後の大プンムル、カンガンスルレにいたるまで、参加型の企画が大盛況でした。また、5年ぶりの来日となる韓国・水原からの“オンヘヤ芸術団”の特別公演（舞踊、京畿民謡）が場を盛り上げ、好評を博しました。
総括実行委員会やアンケートでは、「参加型が定着したように感じた 参加者が積極的だった」 「子ども達の参加も多く、ノリマダンのコーナーが盛り上がった」 「韓国からのオンヘヤ芸術団の方々のノリが良くて、全体を盛り上げてくれた」 「伝統文化からK-POPまで、幅広い内容で楽しめた」 「皆で練習を頑張った とてもやりがいのある文化祭だった」 「マダン劇が良かった 感動した」 など、好評のご意見を多くいただきました。一方で、「もっと早くに知りたかった 幅広く広報してほしい」 「交通の不便な場所なので迷った人もいた」 「食べ物が足りなかった キンパがもっと多ければ」 などのご意見も頂きました。今後の課題にし、来年に活かしたいと思います。
今回も、様々な方々が支えてくださったことにより、充実した内容の三・一文化祭を開催することができました。ご支援、ご協力いただいたすべての皆様に、改めて感謝いたします。私たちはこれからも地域と歴史と民族にこだわりながら、在日コリアンと日本人を始めとした、様々な人たちとの、出会い・交流・共生のマダン（広場）を創っていきたいと思います。皆さまの変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
대단히 감사합니다！
（テダニ カムサハムニダ）
（統一日報（2024.4.2付）