ビート 15歳4ヵ月27日 立派な犬生を終えることができました。
血管肉腫発症から1年7ヵ月。。。
本当に良く頑張りました。
後悔なんて、ひとつもありません。。
家族みんなで、できる限りの事はしたし、ビートもそれに十分すぎるほど応えてくれました。
そして、たくさんの奇跡を起こしてくれました。。
先日は、ビートにたくさんのコメント、メッセージありがとうございました。
そして、たくさんの方のブログの記事にしていただいて、本当にうれしいです。
ビートは、みなさんに愛されてとっても幸せな子です。
ビートを大好きと言ってくださってありがとう!
ビートに大きな元気玉を送ってくれてありがとう!
ビートを頑張り屋さんって褒めてくれてありがとう!
たくさんの愛をありがとう!
ビートはママの自慢の子です。
ビートは、もう自由になってお空に上がってしまいました。
痛みからも苦しみからも解放されて。。。
もう少しでクリスマスを一緒に過ごせるはずだった。。
お姉ちゃんがサンタの恰好で行かせてやりたいって言いました。
ビートは赤が一番似合う。
最後まで、家族で楽しく、かわいく、ビートらしく。。
おうちを出たら、ビートが毎日散歩に行った道を車で回り
窓を開けて、ビートに見せてあげました。
何度も何度も、撫でてキスをしてお別れをしました。。
死んでしまっても、かわいいビート。。
一時間ほどで、こんなに小さくなっちゃった。。。
最期の日のビートは、朝から落ち着きませんでした。
少しづつ痛みが始まっていたのだと思います。
当日の朝のビートです。
コタツから顔を出して、みんなが出かけていくのをじっと見ていました。
パパが、
「みんなとお別れしているみたいで、気持ち悪いなぁ~」って言いました。
でも、ママは、もしかして復活できるんじゃないかと思っていたの。。
いつものようにソファで寝ていたビート。。
でも、ぐっすりと眠ることができなかった。。
寝てると思ったら、急に上半身を上げて痛みに耐えているようだった。
「ビート。。お腹、痛いの?」
ママは、持ち上げた頭をそっと下して、寝かしつける。。。
お腹を撫でて、
「痛みが取れますように。。。」と祈ることを何度も何度も繰り返した。
でも、痛みは夜に、向けてひどくなるようだった。。
夕方になると頭がピクンピクンって動くようになってきた。。
ママは、両手でビートの顔を包んで抑えようとしたけどダメだったよ。。
ビートが起き上がる時間の間隔が短くなり、急に強い痛みがくるようで必死に耐えていた。。
夜、辛い体で外でトイレを済ませた。。
ビートは最期まで、オムツを汚すことはなかった。。
ママは、こんなビートを見るのは辛くて、辛くて
「ビート、もう頑張らなくてもいいよ。。」って言った。。
でも、そんな言葉はビートには通用しなかった。。
どうして、こんなに頑張ってきたビートを最期に苦しめるのか。。。
最期は、ママの腕の中で・・・
そう思っていたママは痛むビートを抱っこして、
早く、ビートの痛みを取ってください。
早く、楽にしてやってください。
そう願った。。そう願ったのに・・・
でも、ビートはママの腕から飛び起きて、ひとりで耐えた。。。
そんなビートをママやみんなは、周りで見守ることしかできなかったよ。。
どんなに辛くても、最期まで、声を上げることなんてなかった。。
最期はビートが決める。。。
そう、ママは考えていました。。
でも、それは私が覚悟を決めるために思い込もうとしていただけだったかもしれない。。
ビートは、最期まで生きたいと思っていたに違いない。。
もっと、みんなと一緒にいたいと思っていたんだよ。。
最期の最期まで、ビートは病気と必死に闘っていた。。
苦しそうなビート・・こんなビート見たこともない・・・
もう、ダメだと思った瞬間・・・
ビートは最期に大きな息をして逝ってしまいました。
「ビート、ありがとう!ありがとう!」
「ビート、よく頑張ったね!」
「ビートは本当に偉い子だよ!」
何度も何度も、みんなで言いました。。
ビートが苦しみから解放された安堵感となんとも言えない気持ちでいっぱいになった。。。
ビートの最期の顔は忘れない。。
忘れられない。。。
それが、生きるということ。。
生き抜くということ。。
ビートは、身を持って教えてくれました。。
ありがとう~!ビート!
ビートは、ずっとずっとママや家族の心の中に生き続けているよ。。
ずっと、ずっと大好きだよ。。。
ずっと、ずっと一緒だよ。。。
ブロ友のみなさん。。
長い間、ビートを応援してくださってありがとうございました。
ビートは、幸せ者でした。
ママも、この場所だけは本当の気持ちを表せるところでもありました。
ママの気持ちを聞いてくださってありがとう。。
いつも暖かい気持ちで迎えてくださるみなさんにたくさんの感謝の気持ちでいっぱいです。
自分のことばかりで、みなさんのところへなかなか訪問も行けず自分勝手な私をお許しください。。
また、ゆっくりみなさんのところにお礼に伺わせてくださいね。。
本当にありがとうございました。