おはようございます。お疲れ様です。

今日の小倉 7Rに、キャンディソングが出走します。
 1年前、同じ小倉の 3歳新馬戦でデビューしました。
この新馬戦はレベルが高く、エイシンデネブもイエローマリンバも1600万下を勝っています。

それらと大きく差のないレースをしたキャンディソングも、勝ち上がりは時間の問題と思いました。

しかし現実は厳しく。
 2戦目からダート戦に使われ続けたことを指摘される方もいらっしゃいますが、掲示板級の力を示しながら、とうとう最後まで順番が回ってきませんでした。

特にひとまず最終戦となった昨年 9月の小倉戦は、スーパー未勝利戦出走権獲得を目前に交わされ、涙。

もしスーパー未勝利戦にチャレンジできていたら、当時管理されていた飯田祐史先生も流石に芝レースを使っただろうと思ったりしましたが、実現しなかったので分かりません。

同じノルマンディーのラフカディオは、故障して未勝利を脱出できなかったので次のステップがありそうでしたが、キャンディソングは一応実力負けとなるのでサラオクに上場かと思っていましたら、ファンドを継続したまま名古屋競馬に転出してJRA再転入をはかることが決まりました。

JRA未勝利の他クラブの有力馬も続々と名古屋に移籍してチャレンジが始まっていました。

ともすると中央>地方と見てしまいがちで、簡単に勝つだろうと思われますが(プリメラビスタやカラレイアは強かったですね❗️)、キャンディソングのレベルではどうなのか?

小回りだけれど力のいる名古屋のダートをこなせるのか?
名古屋での対戦相手は地元の実績馬だけでなく、同じようにJRAからの転入組もいるがどうか?

騎手もみな腕があり、ほんのちょっとのことで着順が簡単に変わります。

何よりキャンディソングが、環境が変わったことに敏感にならないかが心配でした。

キャンディソングの名古屋初戦は、11月 1日のレースでした。ちょうど僕の個人冠協賛レースをやっていただいた当日だったので、現地観戦できました。
未勝利なのにレースでは圧倒的な 1番人気に推されましたが、勝つことができました。

 3歳のうちならば 2勝できればJRA再転入の要件を満たすわけですが、続く11月16日のレースもしっかりと逃げ切り、2戦 2勝を実現。
またJRAで走れることが決まりました。

プリメラビスタやカラレイアのは明らかに馬の力が抜けていたと思いましたが、キャンディソングの場合は、馬も頑張ってくれましたが、やはり川西毅厩舎&山田祥雄騎手のコンビのマネジメントが上手くいった例だと思います。

調教師は相手関係をしっかりと見極め、騎手は確実なレース運びでしかも余裕を残したまま終える。
鮮やかでした。


JRA再デビュー戦です。
外の枠に入ってしまいましたし人気はありませんが、1年前と同じ芝1200mを同じ秋山真一郎騎手騎乗で出走します。

初戦のみで終わった芝のレースの続きを、今日キャンディソングが走ります。

なんか台本が用意されていたかのようですが、これもある意味ひとつのシンデレラストーリーではないでしょうか。

馬も騎手も 1年前のゲート入りを思い出すのかな、と思いますね。

小倉 7Rは、13時10分発走です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️