フラワーアレンジメント講師が伝える花ブログ
兵庫県明石市、三木市でフラワーアレンジメント講師をしています。
花のある暮らしの魅力をお伝えしています。
アンスリウムと言えば
南の花
というイメージです。
フラワーアレンジメントのレッスンでは
夏のアレンジメント
にアンスリウムを入れます。
その場合、
台湾やハワイから輸入されたものが多いです。
ですので、
アンスリウムは気温の高い地域でないとできない
と思っていました。
ところが
福島県川俣町で
「復興の花」
として栽培されているそうです。
原発事故で、風評被害もあって
福島県の農作物が売れなりました。
アンスリウム栽培に使用しているのは
土ではなく
古着から再生したポリエステル繊維を
土変わりに使っています。
「ポリエステル繊維媒地」
と呼ばれいていますが
排水性、保水性、通気性、肥料の保持力などに優れ、
植物の根がしっかり張り植物が育ちやすい
特徴があるそうです。
福島県ではこの製品を使って
トマト、ハーブ、切り花の栽培を実現しています。
土壌から隔離された媒地のため、
被災地を苦しめた風評被害も防ぐことができました。
福島県川俣町では
アンスリウムの生産に若い人も携わり
「復興の花」
として生産量を増やしています。
(写真は川俣町のホームページからお借りしました。）
素晴らしい取り組みだと思います。
新しい農業の形
だと思います。
長く花の生産地にかかわっていたせいか
元気な産地の話題は
とても嬉しく思います。
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