山下清展 山口県立美術館 | 山下清展&プラレールカー&SLやまぐちの旅 №2 | むーきんぐといっしょ

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むーきんぐとの日々の生活の様子を紹介しています。
お金はないけど、こころ豊かな楽しい暮らしを目指していますが……

山下清展 山口県立美術館 | 山下清展&プラレールカー&SLやまぐちの旅 №2

500系こだま プラレールカーを新山口駅で降りたわれわれは、在来線に乗り換えて山口駅へ向かいます。
これから山口県立美術館で開催されている山下清展に行くのです。

プラレールカーの中でなーんとなくいつもの元気がなかったむーきんぐは、降りるとすぐに「はきたい……」と言い出し、急いでトイレに直行しました。

このまま福岡に引き返そうと提案しましたが、むーきんぐが「だいじょうぶ。いきたい。」というので、様子を見ながらとりあえず在来線の列車に乗り込みました。
















新山口駅から山口駅は山口線で駅7つです。


SLやまぐちの予約を頼んだJR九州旅行のおねえさんは、山口駅まではきっぷは要らないといっていたのに、買わなければなりませんでした。


















在来線に乗り込んで、しばらくはプラレールカーでもらったプラレールを触ったりして遊んでいたむーきんぐでしたが、横になると寝入ってしまいました。





今日も早朝からの行動だったので、無理させてしまったようです。




あるじの目覚めるのを待つプラレール



山口駅に到着したときには、むーきんぐはだいぶ元気を取り戻していました。
   




駅の人に聞くと、山口駅のスタンプ台紙はないということで、新山口においてあったスタンプ台紙にスタンプを押しました。
スタンプは2種類あります。






まず山口駅でやらなければならないことは、「山下清展」の前売り券の購入です。
山口駅にある山口観光コンベンション協会で売られているとの前情報がありました。

出発数日前に福岡の福岡アジア美術館、文化芸術情報館アートリエに買いに行ったのですが、改装のため長期休館に突入してしまっていました。ショック!やっぱり早めに準備しておかないとダメだなーと思いました。

実際山口駅に到着してみると、山口観光コンベンション協会への階段には紐が引っ張ってあって、札が下がっていました。
なんと、土日祝まさかの休業です。
今回の旅行、手持ちのお金が少ない(大体いつもそうですが、なおさらいっそう少なかった)ので、暗い気持ちになりました。
美術館のサイトには、前売り券取扱店としていろんなお店の名前もありました。
なんとか途中で手に入れたい!

美術館が開くのは9時からなので、駅で時間をつぶして、8時30分過ぎに美術館目指して出発しました。

山口市は県庁所在地なのですが、駅を出るとなんか寂しい感じです。

途中のお店に「『山下清展』の前売りあります」の張り紙を見かけますが、開店前でお店が空いていません。








ちんたら歩いても20分くらいで山口県立美術館についてしまいました。





むーきんぐは、やはり体調が悪いのか、途中で「ねぇまだ?」を連発していたので、むーきんぐを美術館の前で待たせて、私は美術館の先の方に前売り券を扱っているところがないか、探しに行ってみることにしました。




美術館の正門を通り過ぎてちょっと行ったところの右手に、「クルミ」という喫茶店があり、「山下清展」のポスターも貼ってありました!
お店の方に前売り券を買えないか聞いてみたところ、、娘さんが美術館のところの地下通路で前売りを売っているとのこと!


早速その地下通路に直行し、無事、前売券を買うことができました。
小学生は無料では入れるとのことで、前売りは私の分だけで済みました。







前売り券を買ってむーきんぐのところへ戻ると、どんぐりを拾って遊んでいるところでした。





買ってきた前売り券を見せると、持っていたどんぐりを乗せました。








準備が整ったので、美術館に向かいました。








今回の旅行の一番の目的:「山下清展
















山口県立美術館 山下清展

山下清展 山口県立美術館

山口県立美術館 山下清展 公式サイト ⇒ コチラ






いよいよ美術館の中に入ります。
山下清展は明日までなので、入場者は結構多かったです。





山下清さんの作品群は、切り絵やペン画がほとんどで、その緻密さは目を見張るものです。
ペン画は名前ペンのような油性の細ペンで描かれています。
1つの作品を完成させる集中力が想像されて、感動のひとこと。


作品と一緒に、当時の日記の一節も紹介されているものもありました。
むーきんぐが、「なんてかいてあるの?よんで!」というので、小さな声で読みながら進みました。時々むーきんぐのつぼにはまったらしく、ゲラゲラ笑っていました。しかし、真理を突いているものも多く、作品だけでなく、日記にも感動しました。

テレビに出てくる「裸の大将」のイメージとは違いました。


むーきんぐはすっかり元気になって、図録の資料を片手に「これはどれ?」といちいち聞きながら、作品と見比べていました。










「人間は裸になることが出来ないくせに石や銅の像になると男でも女でもパンツをはかない
それを皆で感心して観ているのはどういう訳だろう」











「みんなが爆弾なんかつくらないできれいな花火ばかりつくっていたらきっと戦争なんて起きなかったんだな」


「今年の花火見物はどこに行こうかな」
昭和45年7月12日この言葉を最後に他界した






本当にきてよかったです。
山下清展、また近場であったら、是非行きたいと思いました。







図録は高いので、いつもは買わないのですが、今回買いました。









「長岡の花火」と「桜島」の絵葉書も買いました。
いつも目にすることができるように、帰ったらすぐに額に入れて壁に飾りました。








感動の余韻に浸りながら山口駅に戻ります。









帰りは地下通路を使いました。







途中で黒に白い直線のある蛾を発見。

帰ってから調べたところ、ホタルガでした。なんとなくホタルの雰囲気があります。






再び山口駅に戻ってきました。

次の目的、SLやまぐち号に乗るのです。



□プラレールカーで山口に行って、山下清展(山口県立美術館) & SLやまぐち ⇒ コチラ

□プラレールカー(500系こだま) で新山口 | 山下清展&プラレールカー&SLやまぐちの旅 №1 ⇒ コチラ


□SLやまぐち で津和野へGO! | 山下清展&プラレールカー&SLやまぐちの旅 №3 ⇒ コチラ