前日のミニ同窓会の盛り上がり？！から一夜明けて、昨日は、やはり前日の夜に職場の飲み会があった長男くんと一緒に、眠い目をこすりながら大阪まで「遠征」して来ました！
（この記事の続きです↓）
目的地は、まずは当然ココ！
↓
大阪におけるミュージカルの聖地？「梅田芸術劇場」ーー
の、地下のシアター・ドラマシティ！
ここでこの日上演されていたのは…
ありちゃんこと星組の暁千星さん主演のミュージカル『夜明けの光芒〜チャールズ・ディケンズ作「大いなる遺産」より〜』ーー
チャールズ・ディケンズの『大いなる遺産』は何度か映画化やドラマ化がされていて、私もタイトルを聞いたことはあるんですが、観たことはありません…
（もちろん原作の小説も未読…
）
ちなみに、2012年製作の映画では、ミス・ハビシャム役を映画『ハリー・ポッター』シリーズにも出ていたヘレナ・ボナム・カーターが演じているんですね！
映画版ではこの作品が1番評判が良いみたいだし？！
今更ながらですが、今からでも観てみたいと思います。(^^;;
さて、この宝塚版では、休憩も合わせて２時間半…
って、その尺ではひょっとして話自体をかなり端折ってる？！
（原作との比較ができないので何とも言えませんが…σ^_^;）←だったら言うなよ？汗💦
確かに、事実関係がかなり省略？！セリフで説明だけ？！観客の想像力や解釈にゆだねる（観ている方で察しろよ！的な？^_−☆
的なところもあって、多少わかりにくいような気もしましたが、でも、演出の力？と出演者たちの熱演と、それこそありちゃんの存在感！？で、
「そんなの関係ねぇ！」
と言わんばかりの力技でねじ伏せられたような気がします…(⌒-⌒; )
「大いなる遺産」とは…
やっぱりそうだよねー！
大切なのはお互いに思い合う（たとえ本当の「家族」でなくても…）気持ちであり、そういう大切な人たちと巡り合わせてくれた「縁」であり、「出会い」なんですよね…
（最後にちゃんとタイトル回収…さすが！
）
最後、なかなかホロっとさせられる（展開がかなり急な気はしましたが…^^;）良いお話だと思いました。
●ありちゃん@ピップ
純粋で素朴で一途な…ただひたすらエステラを想う気持ちに全くのブレがない好青年を好演！
いや、てかまずそのスタイルの良さ！？
小顔の上に脚がどんだけ長いんですか〜？！
って、何度も「何頭身なんだ？！」と数えちゃいましたよ！
（八頭身？！九頭身？！！
）
彼女（彼？^^;）の魅力の一つは、その佇まいの美しさ！？
やっぱり目を引くし、真ん中に立つオーラがありますよね…
（月組時代は特に？！ありちゃんが出てくるたびに目が惹きつけられて離せなくなったような気が…
）
そして、やっぱり歌が上手い！
まだ荒削りなような気もしますが、でもあの全身反響板！？のような声量豊かな発声は何物にも変え難い魅力！(*≧∀≦*)
（宝塚にはあまりいないタイプの発声の方では？
あえて言うと芸大出身のテノール歌手的な？σ^_^;）
ただ、息を一気に吐き出し過ぎて最後もう一伸びほしい！と思われるところもあったようななかったような…？σ(^_^;)
そこは、こっちゃん（礼真琴さん）の緩急織り交ぜての縦横無尽な息の使い方を真似てほしいなと思うし、こっちゃんの下で勉強できるうちにいろんなことを学んでほしいなと、あらためて思ったりしました。（←なんか上から目線？^^;）
ダンスについてはもう、さすがとしか言いようがない！？
ダンスの名手であるが故にあえての？！前半はダンス封印で、その繊細なお芝居を観客に見てもらおうとする意図？！だったのかもしれませんが、だからこそ一層、後半のさりげないダンスシーンからの最後のフィナーレでの、これぞダンサー暁千星！というのを見せつけてくれて、すっごい満足感…
ほんと、これを生の舞台で演じられているのを観られて本当に良かったし、幸せでした…
●かのんくん（天飛華音さん）@ベントリー・ドラムル／ピップの心の闇
いや〜！
やっぱり目を惹きつけられます！
あの整ったお顔と目力の強さは、（ご本人のほんわかとした雰囲気とは別に）明るくて優しい陽キャより、この役のような影のある、むしろ「悪」の香りがぷんぷんする役の方が合ってるかも？！
（『1789』の、王妃への抑え難い想いを胸に収めて男らしく身を引くフェルセン伯爵も素敵でした…）
ありちゃんとはちょっと方向性の違う「男の色気」が漂い、そのニヤッとした表情とかにドキッとさせられます…\(//∇//)\
そして、その安定の歌の上手さもやはりその魅力の一つ！？
ありちゃんとの歌バトルも、なにげに聞き応えがあり、この作品の魅力の一つとなっていたように思います。
やはり、これから応援していきたい私のイチオシ？！の星男さんの筆頭かな？
（できれば将来、ありちゃん・かのんくんの１・２コンビを見てみたい！と思ったのはナイショ…）←って、しっかり言うてるがな…(^^;;
●るりはなちゃん（瑠璃花夏さん）@エステラ
「心がない」…冷徹で高慢な美女エステラ！
何の疑問もなくそうであった彼女の心境がだんだん変化し、なぜ自分がそうなってしまったのか、なぜそれではいけないのか、どうすれば「心」を取り戻せるのか…
ありちゃんピップとの絡みの中から次第にそういう疑問を持ち、自分自身の中で葛藤するようになるのが、大袈裟ではなくむしろ静かな佇まいの中に見事に表現できているようで、（ただ美人だからというだけでなく？！）目を引かれました！
歌は…
決して下手ではないし、とても綺麗な声でむしろ上手い方かもしれないんですが、息の回し方がまだ上手くない？！
もう少し伸びやかな発声ができるようになればもっともっと聞き応えのある声になりそうな？（←って、何様？！）
ただ、この役はあまり声を張り上げて歌う役どころではないため、朗々とした美声を響かせる機会があまりなかったからかもしれませんね…σ(^_^;)
●乙華菜乃ちゃん@少女時代のエステラ
ほんと、完璧な美少女でした！
（🎵さよなら〜僕の美少女よ〜！っていう、復活ザ・タイガースの歌が聞こえてきそうですが…^^;）←わかります？(^^;;
もうね、その立つ姿を見てるだけで眼福…
歌は、私は彼女の歌を本格的に意識して聞いたのはこの作品が初めてなんですが、本当に綺麗で伸びやかな声で、上手いですね！
（星組『RRR』の新人公演では、彼女がヒロインのジェニファーを演じられたそうですね…
観たかったなあ〜！
）
今回、ありちゃんとの並びは見られませんでしたが、これからの彼女の活躍に期待です！
↑↓ 観劇後は、新幹線の中で軽い朝食しか食べていなかったので、息子くんと二人、遅い昼食としてこちらでガッツリとしゃぶしゃぶをいただきました。
うん、お肉が柔らかくてとっても美味しかったです！
その後は…
なんと、この日の16:00からの大阪千秋楽公演がライブ配信になる！ということを聞き、たまたま夜は特に予定を入れていなかったため、急遽ホテルの部屋で一緒にこのライブ配信を観よう！ということになり、楽天市場TVでチケットをゲット！
息子くんがホテルの部屋のテレビにケーブルを繋いでくれて、テレビか大きな画面で鑑賞をすることができました！
役者さんたちの細かい表情をしっかり鑑賞できた他に、昼の劇場での観劇でよくわからなかったところや見逃したところなどを確認できたりして、観れて良かったです！
（琴ちゃんの『ビッグフィッシュ』の配信もあればいいのに…）