(この記事の続きです↓)
昨日、東京に出てきてその足で向かったのは…
↑ シアタークリエ!
ではなくて、その向こうにある…
東京宝塚劇場でした〜!
そこでやっていたのは、もちろんーー
星組さんの『RRR×TAKARAZUKA〜√Bheem〜』/『VIOLETOPIA』です!
まさかこの東京の地でまた観れることになるなんて…
(以前、ムラで長男くんと一緒に観劇した時の記事はこちら↓)
B席で、2階の後ろから3列目くらいだけど、まあまあセンター寄りで見やすいお席でした!(^^;;
『RRR』は、やっぱり楽しくて爽快!
まさに「帝国主義」のイギリスの植民地時代のインドの人々の苦しみや屈辱とそれを晴らすための勇気・希望…
そして、愛!(それは必ずしも「男女の愛」に限らず、祖国への愛であり、家族や郷土の人々への愛であり、自らの愛する人・守りたい人への愛である…)を、決して悲壮感だけでなく、宝塚らしい?明るさとユーモアを交えて描く…
明るさとユーモアの部分をこっちゃん(礼真琴さん)が担い、悲壮感!?の部分をありちゃん(暁千星さん)が担う?!
そして、それをつなぐのが、なこちゃん(舞空瞳さん)…?!
って、なんてバランスの良いトップと二番手であり、またトリデンテなんだろう…
って、あらためて思いました!
そして、ありちゃんラーマの「ナートゥをご存知かな?」
から始まる一連のナートゥダンスの動き!
お高くとまっていたはずのイギリス人たちを巻き込んでの、なんて激しく、そして楽しそうなナートゥの広がり…
もうもう、本当に最高でした!
ただね…
ありちゃん演じるラーマとこっちゃん演じるビームとの友情や絆といったものの比重が大きくなり、これが「二人の物語」になってしまっている?!分、こっちゃんとなこちゃんのトップコンビの比重が若干小さくなっている!?のが、ちょっと不満と言えば不満…
う〜ん!
いろんな見方や意見があるんだろうとは思いますが、私はやっぱり最後、(露骨なラブでなくていいから…)こっちゃん演じるビームとなこちゃん演じるジェニーとの「未来」が暗示されるラストにしてほしかった…
(映画版ではそうでしたよね?)
ありちゃん演じるラーマと詩ちづるちゃん演じるシータは最後ちゃんとハッピーエンドだったんだから、植民地インドと宗主国イギリスとがやがて「対等」の関係になる!という未来を志向するためにも?!
ビームとジェニーのハッピーエンドが見たかったなあ…
(まあ、ラーマとシータは、インドでは「織姫と彦星」並に?!超有名なカップルだから、最後結ばれて当然?なんでしょうけどね…)
ショーの『VIOLETOPIA』は…
以前、ムラで長男くんと一緒に観た時は、正直よくわからなくて、「なんて暗いんだろう…」と思ったのと、その中で女装のありちゃんの筋肉むちむちの背中とおみ足にひたすら見惚れていただけだったような…( ̄▽ ̄;)
長男くんも、「なんや、あれは!」と驚愕の声(←思いっきり褒めてます…σ^_^;)をあげていましたが、この日久々に拝見しても、やっぱりありちゃんはありちゃんだった!(尊い!)
うん、でもね…
今回一緒に観劇した次女ちゃん曰く、「独特の世界観だった…」というこのショー…
「VIOLE」って「すみれ」のことですよね?
それに因む劇場が今は寂れて廃墟になってるって…
これはやっぱり、今の宝塚歌劇団の衰退とヘタしたら解散!?を予期させる内容なのか?!
と思わせられ、前に観た時は観ながらひたすら悲しくなってしまったのですが…
今回は、その中でも希望と一歩踏み出す勇気のようなものを感じさせられ、私らファンも力強くその後押しをしなくては!という気持ちにさせられたような…?!
というか、私たち自身が星組のみんなに力強く背中を押されたようで、また明日から私自身も「未来」に向かって頑張ろう!という気持ちにさせられました。
ほんと、今回観れて本当に良かった!
星組の皆さん、本当にありがとう!
どうか最後までしっかりと走り抜けられますように…
↑ 観劇前にシャンテの地下2階の麻布茶房でいただいたランチ
とっても美味しうございました!
↑ 食後のデザート
う〜ん、やっぱりこの和のテイスト!
好きだな…
【追記】
ただ今、次女ちゃんと二人で「お夜食」中…
さて、ここはどこでしょう…