アニメ映画『ウイッシュ』鑑賞 | ヨシベエの観劇感激日記

ヨシベエの観劇感激日記

ミュージカル好きのヨシベエのブログです。特にミュージカル俳優の平方元基くんの大ファンです。映画と音楽も…あ、それからプロ野球の広島カープも大好きで、観劇と映画鑑賞の感想を中心に、時々カープのことも熱く語りたいと思います。よろしくお願いします。

昨日、家族で私だけお休みだったので、近くの映画館に久しぶり?に映画を観に行ってきました。



迷ったんですが、時間的にもあまり良いもの(私の趣味に合うもの?)があまりなくて…あせる



ミュージカルだから!(とりあえずそれなりに上手い歌が聞ける!?)という理由で、これを選びました。(^^;;


【作品紹介】

ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念して製作された、ディズニーの長編アニメーション。新たなディズニー・ヒロインのアーシャを主人公に、魔法の王国の真実を知ってしまった彼女が起こす奇跡を描いたファンタジーミュージカル。監督は「アナと雪の女王」シリーズのクリス・バックと、「アナと雪の女王」や「ズートピア」などでストーリーアーティストを担当したファウン・ビーラスンソーン。脚本はクリス・バックとともに「アナと雪の女王」を手がけた、ディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ・オフィサーでもあるジェニファー・リー。音楽は、ジャスティン・ビーバーやエド・シーランにも楽曲を提供しているソングライター兼アーティストのジュリア・マイケルズ。「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズがアーシャ役の声優を務めた。日本語吹き替え版では、映画やドラマはもちろんミュージカル舞台でも活躍する生田絵梨花がアーシャ役を担当。

【あらすじ】

どんな願いもかなうと言われているロサス王国。魔法を操り国を治めるマグニフィコ王(声・福山雅治)は、国民から慕われているが、お城で働く17歳のアーシャ(声・生田絵梨花)は、ある秘密を知ってしまう。それは、人々の願いがかなうかどうかを王が決めていること、王は国のためになる願いだけをかなえており、国民が王を信じてささげた願いのほとんどはかなえられることがないということだった。王国の秘密を知ってしまったアーシャは、王を信じて託した人々の願いを救いたいと、夜空の星に祈る。すると、空から魔法の力をもった願い星のスターが舞い降りてくる。スターの魔法によって話すことができるようになった子ヤギのバレンティノ(声・山寺宏一)やスターとともに、アーシャはみんなの願いのために奮闘する。

(以上、映画.comを参照)


地元映画館ではもう「吹替版」しか上映していなくって…アセアセ



でも、主人公のアーシャの声を担当しているのがもと乃木坂46の生田絵梨花さん(いくちゃん)と知って、逆にめっちゃ興味が湧き、観てみることに…


というのも、まぁ元々いくちゃん可愛くて好きだったし、ミュージカルによく出ていらして親近感あったし…


歌も、言われるほど?ヘタじゃないと思うし…

というか、どんどん上手くなっていると思うしね!


どんな歌声を聴かせてくれるのか、とても楽しみだったんです。



で、どうだったかというと…




いや、いくちゃん良いじゃん!ラブ



いわゆるオペラ系(を目指しつつ?なりきれていない?!σ^_^;)の発声ではないと思うし、ロングトーンは厳しいかな…という感じはしましたが、とにかく「芝居歌」が上手い!と思いました。


表情豊かなアーシャの心情を声に乗せて、変幻自在にアーシャの思いを表現できているように思いました。


綺麗な声だしね!ウインク

ずっと聴いていたいと思いましたよ。照れ



あ、いくちゃんは歌だけじゃなくて普通のセリフ回しも上手くて、さすがミュージカルの舞台で鍛えられているだけある?!爆笑


ディズニー映画のヒロインらしい?はっちゃけた元気良さ?!をちゃんと表現し切っていたように思いました。おねがい

(緩急の「緩」の部分があまりない主人公なんで、その辺のメリハリの付け方についてはよくわかりませんが…^^;)




次に、「悪役」のマグニフィコ王の吹き替えをされた福山雅治さんですが…


いや、さすが歌手の福山さん!?

上手いです!ウインク


聞き応えがありましたよ。


福山さんもミュージカルに出てくれたらいいなあ〜

なんて思いましたが、いやいや、「人気作品」にご出演となったらますますチケット難になりそうなのでやめてほしいような気も…σ(^_^;)




そのマグニフィコ王の妃であるアマヤ王妃の声を担当されたのが、檀れいさん!


いや、セリフを喋る声は美しいし上品な喋り方がまた素敵で、さすが元宝塚のトップ娘役!?

と思わせましたが、檀さん、どうやら歌の方はあんまし…?!キョロキョロあせる

と聞いていましたので、どうなのかな…と思って(ハラハラしながら?)観ていたのですが…



えっ?!


これ、檀さんの歌声?!


めっちゃ綺麗な声で、上手いやん!びっくり


ひょっとして吹き替え(吹き替えの吹き替え?笑)とか?!

などと失礼なことを思ってしまいました…( ̄▽ ̄;)




チェックしていなくて、セリフや歌声を聴いて、「あれ、この人はひょっとして…?」と気づいたのが、アーシャのおじいちゃんのサビーノの声を担当していらした鹿賀丈史さん!



いや、やっぱり鹿賀さんは鹿賀さんだった!?笑い泣き


ミュージカル『生きる』以来の鹿賀さんの歌声が聴けてとても嬉しかったです…ニコニコ飛び出すハート




他の日本語吹替キャストさんも皆さんとてもお上手だし、日本語の歌詞でその内容やメッセージがストレートに伝わってくるので、私はとても楽しめたし、特に小さいお子さん連れの方にはぜひともこの日本語吹替版の方をオススメしたいなと思います。ウインク




ただ、その内容の方は…


「自分の願いは(誰かにかなえてもらうのではなく!)自分の力でかなえよう!」というメッセージ?!はとてもシンプルでわかりやすいんですが、わかりやすすぎで物足りないというか…アセアセ


もう少しひねりをきかせてもいいというか、もう少しその難しさや限界のようなものをしっかりと描いても良かったんじゃないかって、ちょっと思いました。


テーマが単純なせいか?!

その展開も極めてシンプルで…( ̄▽ ̄;)


起・承・転・結が話作りの基本とするなら、

始まってまもなく転!となり、

延々とそれが続いて、かなり期待通り?!の「」が訪れる…って感じ?!( ̄▽ ̄;)



マグニフィコ王が「悪者」だっていうことが、かなり早い段階で分かっちゃうので、あとはただ「正義の味方?」であるアーシャがいかにして仲間たちと協力して「悪者」のマグニフィコ王を倒すか!?


ということだけが映画を観る楽しみになっちゃって…アセアセ



裏切りも、裏切りの裏切りも、大どんでん返し!?もなくて、ほんとつまらない…ショボーン(←言い過ぎ?!^^;)



スター」もね、たぶん『アナと雪の女王』のオラフみたいな子ども受けする?可愛いキャラクターを目指したのかもしれないけど、なんか日本のサンリオのキャラクターみたいで、ちょっと場違いな感じがしたのは私だけ?!σ(^_^;)


子ヤギのバレンティノも、声を担当している山ちゃん(山寺宏一さん)は確かに達者だけれども、その存在に意味ある?!(ウザいだけでない?!^^;)と思っちゃったしね…(⌒-⌒; )




いや、たぶんね…


ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年ということを意識するあまり?!


テーマはとにかくシンプルで、子どもたちにもわかりやすいものに!

子どもたちに夢や希望、生きる力を与えられるものに!

だからこそ、話の展開もとにかくわかりやすいものに!?


となったような気が…σ(^_^;)

(いや、知らんけど!^^;)




ヨシベエのオススメ度2.5


5  必見です‼︎
4  お薦めです!
3  良かったです
2  アレレ? もう一つでした
1  私はお薦めしません


(2と3で迷ったんですが、日本語吹替版の歌の良さで3、ストーリー面で2ということで、間をとって2.5としました…^^;)