「夏休み」中に溜まりに溜まった仕事をこなしていたら、さすがに疲れて…
ブログ更新も滞りがちで…
夏休みの宿題が終わらないうちに新しいミッションが次々に…って感じ?!σ(^_^;)
これはある意味、ミッション・インポシブルかも…!?
(それを成し遂げちゃうトム・クルーズって、やっぱりすごい!? ←なんのこっちゃ!^^;)
さて、この土日のさらに新しいミッション?は?!
大阪に遠征してミュージカル『ヴァグラント』を鑑賞せよ!
というものでした!
(いや、マジで誰も命じてなんかいないから…^^;)
大阪は新歌舞伎座で上演されている、
"A NEW MUSICAL"『ヴァグラント』!
この作品は、ポルノグラフィティのギタリスト・新藤晴一が初めてプロデュースするオリジナルミュージカルで、日本発の新しいミュージカルを作ろうとする意気込みが、"A NEW MUSICAL"という言い方に込められているのかな?
と思いました。
【あらすじ】
約100年前、大正時代の日本。
佐之助(平間壮一/廣野凌大)と姉貴分の桃風(美弥るりか)は、祝いの場や不吉なことが起きた場所で歌や踊りを披露する〝マレビト〟と呼ばれる芸能の民。物語は、2人が招かれた三ツ葉炭鉱の新社長就任式の場面から始まる。
新社長の正則(水田航生)、坑夫の譲治(上口耕平)、トキ子(小南満佑子/山口乃々華)ら幼馴染3人と出会い彼らに興味を持った左之助は、マレビトの掟を破り、本来命じられたこと以外に関わってはならない“ヒト”である彼らに近づいていく。幼馴染3人たちは、三ツ葉炭鉱があるこの“ヤマ”を守ると幼い頃に誓ったものの、今ではそれぞれの立場から苦しんでいた。先代から引き継いだ会社を立て直そうと必死なものの名ばかりの「社長」であることに悩む正則、過酷な労働環境をどうにか改善しようと正則と対立する譲治、女性ながら取締隊として炭鉱の治安維持につとめながら、10年前に両親を殺した犯人を追い続けるトキ子。正則と異母姉弟である酒場ル・ラパンのママ、アケミ(玉置成実)や店に出入りしては金を無心する健三郎(平岡裕太)ら周辺の人々にもそれぞれの思惑や秘密がある中、人々の不満を抱え込んだ“ヤマ”は大きな局面を迎え……
(公式サイトを参照)
大正時代ーー
1918年といえば、日本の「シベリア出兵」に伴う米の買い占めによって高騰した米価に怒った富山の女性たちが起こした米問屋襲撃事件をきっかけに全国に広まった「米騒動」が有名です。
おりしも、そんな時に起こった炭鉱での労働者たちの賃上げや待遇改善の要求運動…
って、これはプロレタリア演劇?!
(組曲『虐殺』か?!^^;)
冒頭の「マレビト」たちの、日本的なんだか幻想的なんだかよくわからないがーーでもその異装ぶりから、明らかにこの世のものではない?!あの世とこの世の接点!?で蠢いている人の歌とダンスに魅了されたばかりのヨシベエさんには、あまりのギャップにしばし思考停止…
いや、そのギャップこそが、このミュージカルが"NEW"である証であり、狙いなのかも?!
と、終演後に納得!(^^;;
いやもうね…
私的には!?
みやるりちゃん(元月組2番手スター・美弥るりかさん)の魅力炸裂!
可愛くってカッコよくてダンスがキレッキレで…
その辺についてはまた稿を改めて…!?