↑ 思いっ切り「歓迎」されていますが、お盆休み明けの月曜日のせいか、めっちゃ暑いせいかはわかりませんが、参拝者の影はチラホラ…σ(^_^;)
シャッターの閉まった店も多い参道商店会の通りをしばらく行き…
↑ 最初の赤い鳥居をくぐり…
↑ 木陰によって少しは暑さをしのげる表参道を行き…
↑ 石の鳥居をくぐると…
↑ ようやく「総門」
これをくぐると…
↑ りっぱな構えの楼閣
で、これをくぐってようやく…
↑ 拝殿と、その奥に本殿
香取神宮の御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)で、天照大神(あまてらすおおみかみ)から命じられて出雲に赴き、大国主神(おおくにぬしのかみ)より国譲りを受けて日本建国の基を築いた…
とされる神様です。
要するに、ヤマト王権が古代出雲王国を滅ぼして「日本統一」の基礎を築いた!?ということなんでしょうね…
ちなみに、そのことからこの香取神宮は古くから国家鎮護・国運開発の神、民業指導の神、武徳の祖神として崇められてきたそうです。
うん、でもこの経津主大神って、なぜか『日本書紀』にしか登場しない神様なんですよね….
普通は、漢字の違いや若干の呼び名の違いはあっても、『日本書紀』に登場する神様は『古事記』にも登場するはずなんですけどね…
それがいったい何を意味するのか…
(漢文で書かれた『日本書紀』は対外的…即ち、対中国・朝鮮向けに書かれたものであり、万葉仮名で書かれた『古事記』は対国内向けに書かれたもの…という性格の違いがありますが…)
う〜ん、実に興味深いです!
↑ 拝殿の向かって右側にあった宝物館
↑ 宝物館のほぼ正面にあった御神木
参拝が終わったら…
↑ 奥宮・要石へと向かう道
もうね、ほとんど日陰のない道で…
「暑い!」を超えて、「焦げる!」「溶ける!」の世界…?!
そこを耐えて、なんとかたどり着いたのが…
↑ 香取神宮の「要石(かなめいし)」と呼ばれる、直径20cmくらいの石
古来この地方には地震が多く、それは地中に大きなナマズが住んでいて荒れ騒いでいるからだと信じられていました。
そこで香取神宮と、利根川を挟んで対岸にある鹿島神宮の大神様たち(鹿島神宮の祭神は、経津主大神と共に大国主神からの「国譲り」に成功したとされる建御雷大神(たけみかづちのおおかみ)」)らは、地中深くに石棒を刺し通してこれを鎮めたと言います。
(ちなみに、江戸時代前期の1684年に水戸光圀公が香取神宮を参拝した折にこの石を掘らせようとしましたが、結局いくら掘ってもその根元を見ることができなかったと言われています…
う〜ん、謎〜!)
↑ その「要石」の真正面に建てられている末社の「押手神社」
(御祭神は、八百万の神の中でも代表的な「食物神」である宇迦御魂神(うかのみたましん))
小さい祠のような神社ですが、熱心に参拝に来られていた若いお兄さん?おじさん?!の二人連れもいて、そんな厚い信仰を集めているの?!
と、ちょっとビックリしたというか、あっけに取られてしまったという方が適切かも…?(^^;;
うん、やっぱり「食べ物」の神様で、人々が「食べ物に困らないように…」と見守ってくださる神様だからかな?( ̄▽ ̄;)
↑ 近くには「護国神社」もありました
それに気を取られて、奥宮に行くのをすっかり忘れていた!?
というので、いったん麓の参道入口まで降りて、冷たいかき氷やアイスクリームなどで暑さをいやしていたんですが…
こうなったら意地でも奥宮まで行くぞ!
と、暑さと疲労でヨレヨレの体に鞭打って!?
奥宮までのけっこうな急勾配の坂道を登っていったのでありました…σ(^_^;)
↑ 東京駅の八重洲口がこんなに綺麗になっているって、知りませんでした!(^^;;
↑ さすがにお疲れモードのヨシベエさん…
↑ 暮れなずむ東京駅からの眺めとオリムーちゃん
ああ、楽しかった!
また明日から頑張りましょう!