ちょっとレポを書くのが遅くなってしまったのですが、先週、ようやくこれを観てきました。
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映画版『イチケイのカラス』です!
【作品紹介】
講談社「モーニング」で連載された浅見理都の同名コミックを原作とするテレビドラマ「イチケイのカラス」の劇場版。テレビ版に続き「コンフィデンスマンJP」シリーズの田中亮が監督、「プラチナデータ」の浜田秀哉が脚本を手がける。
【あらすじ】
入間みちお(竹野内豊)が東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)を去ってから2年が過ぎた。岡山県瀬戸内の長閑な町に異動した彼は、史上最年少の防衛大臣・鵜城(向井理)に対する傷害事件を担当することに。みちおは事件の背後にイージス艦の衝突事故が関係していることに気づくが、航海内容は全て国家機密のため調査は難航する。一方、イチケイでみちおと共に数々の事件を裁いた坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の他職経験制度により、弁護士として働き始める。偶然にもみちおの隣町に配属された坂間は、人権派弁護士の月本信吾(斎藤工)と組んで小さな事件にも全力で取り組んでいく。そんなある日、町を支える地元大企業に、ある疑惑が持ち上がる。。。
う〜ん…
これ、なんか評判良いし、そもそも法廷ものが大好きな私(高校時代は弁護士や検事に憧れていた!? ←あほです…^^;)としては、早く観たくてたまらなかったんですよね…
でも、なかなか時間が取れず、やっと観れた!って感じ?(*^^*)
なんですけどね…
ちょっと、期待していたほどではなかったかな…
というのが正直な感じ?!σ(^_^;)
ちなみに、ドラマ版は観ていません!
ドラマを観ていた人の方が思い入れもあって楽しめたかも?!
(観ていればよかった〜!と、ちょっと後悔…)
いや、役者さんたちの演技やその個性そのものはとっても良くって、楽しめました!
竹野内豊は、さすが〜!の一言!
この方、作品によって全然イメージが変わるカメレオン役者の一人だと思うんですが、この作品では、飄々として掴みどころがなく、人の言うこと聞かないし!?(笑) でも己の信念に従って納得のいくまでとことん「真実」を突き止めようとする入間みちおという人物をとても魅力的に演じておられました。
うん、ちょっとトシとったけど?!竹野内豊、やっぱり好きだな…
(私的に一番好きな作品は、香港女優のケリー・チャンと共演した『冷静と情熱のあいだ』です!
大好きなフィレンツェの街並みやサンタ・マリア大聖堂も見れるしね!^_−☆)
↑ これです!\(//∇//)\
堅物で正義感の塊のような坂間千鶴を演じた黒木華も、やっぱりさすがの演技力!
この人も役によってぜんぜんイメージが違うし、役者としてどれだけたくさんの引き出しを持っているんだろう…と、見るたびに驚きを感じさせる本当に素敵な女優さんですよね…
この黒木華演じる坂間千鶴と、竹野内豊演じる入間みちおという、真反対の性格や個性の人物が対立したり協力したりすることで生まれる、時にコミカルで時にシリアスで真理に迫るような不思議な絡みや掛け合い?!がこの作品の魅力の一つだと思うんですが…
この映画版ではそれがあまり活かされていなかったような…?!
むしろ、この映画版ならではの豪華キャスト!?として起用された斎藤工が、とても良い味出していて…(*≧∀≦*)
いや、それはそれでいいんですが、でもせっかくのその斎藤工演じるとても人間的で魅力的なキャラである月本信吾弁護士をあんな形であっけなく?!「退場」させなくっても…
なんか、「映画版」だから、それなりにスケールを大きくし、その裏には国家的な陰謀が?!とも思わせておきながら、大山鳴動して鼠一匹…的な?!
なんか肩透かしを食らったみたいで、私的には物足りなかったです…
やっぱりむしろ連続ドラマで、一話完結で一つ一つのエピソードを丁寧に描きながら、そこに入間みちおや坂間千鶴の人間像を浮かび上がらせていく…という形をとった方がしっくりいくのかもしれませんね。
ぜひテレビドラマ版復活!
でお願いします!
【今日の晩御飯】
久々の親子どんぶり〜!
美味しゅうございました!