お父さんに感謝の気持ちを伝えよう
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大好きだったお父ちゃんーー
本当に心から尊敬していたし、頼りにしていた。
私が中学校１年の時、父に遠い他県への転勤の話があり、「転校したくない！」という私のわがままを聞いてくれた父は、結局一人で５年間ほど単身赴任した。
数学の授業で、「－(a+b)」の数式を展開する時、「－a－b」となるのがどうしても理解できなくて、父に電話した。
そしたら、「（ ）の前の－（マイナス）を－1と考えてごらん。」と言ってくれ、「－1×a+(－1×b)」と考えたらいいんだよって教えてくれた。
「あ、そっか！」
と、スッと腑に落ちて、それからは何とか落ちこぼれずに？！数学の授業についていくことができた。
ソフトボール部でレギュラーが取れなくて、悔しくて泣いていたら、「その気持ちを練習にぶつけてごらん」って、優しく言ってくれた。
「担任の先生が依怙贔屓ばっかりする！」
って愚痴った時には、その気持ちを受け止めてくれた上で、「その先生の気持ちも考えてごらん」って、物事をいろんな角度から見たり考えたりすることの大切さを教えてくれた。
大学に行って家を出たあとも、帰省するたびに二人でよくドライブに出かけ、大学のこととか友達のこととかクラブ（合唱団）のこととか、何時間でも話を聞いてくれ、そして父の話もいっぱいしてくれた。
私は帰省するたびに、父とドライブするのが本当に楽しみだった。
ガンで死んだ母を追うように、ちょうどその１年後に亡くなった父ーー
本当に仲の良い夫婦だったんだな…って、今になって思う。
お父ちゃん、本当にありがとう！
天国？（極楽？）でも、お母ちゃんといつまでも仲良くね！
今度生まれ変わっても、またお父ちゃんとお母ちゃんの娘に生まれたいな…
プレゼントは、かねてより主人が買い替えたいと言っていた定期入れにしたそうです。
（プレゼント用の包装にしてもらうという発想がなかったのはちょっと残念！^^;）
まあ、お金渡して買って来いって言ったのは私ですけどね…