映画『メリー・ポピンズ リターンズ』 | ヨシベエの観劇感激日記

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ミュージカル好きのヨシベエのブログです。特にミュージカル俳優の平方元基くんの大ファンです。映画と音楽も…あ、それからプロ野球の広島カープも大好きで、観劇と映画鑑賞の感想を中心に、時々カープのことも熱く語りたいと思います。よろしくお願いします。

先週の水曜日、地元の映画館がレディースデーなので仕事帰りに久々に?行って来まして、前回予告めいた記事を書いたんですが、感想を書くのがすっかり遅くなり、すみませんでした!
(って、誰に謝っている?σ^_^; )

(こちらの記事参照↓ )



【作品紹介』
アカデミー賞5部門に輝いた1964年公開の名作ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の20年後を描いた続編。主人公メリー・ポピンズを「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントが演じるほか、共演にも「キングスマン」のコリン・ファース、「マンマ・ミーア!」のメリル・ストリープ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華キャストが集結。前作でメリーの親友バートを演じたディック・バン・ダイクも出演する。監督は「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」といった大ヒット映画のほか、舞台演出家・振付師としても活躍するロブ・マーシャル。

【あらすじ】
大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは今では家庭を持つ父親となり、かつて父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし現在のバンクス家に金銭的な余裕はなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も荒れ放題。そこへ追い打ちをかけるように、融資の返済期限切れで家まで失う大ピンチに陥ってしまう。そんな彼らの前に、あの「ほぼ完璧な魔法使い」メリー・ポピンズが風に乗って舞い降りてくる。

【キャスト】

(以上、映画.comより)


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「世界恐慌」時のイギリスって、こんな感じだったんだ…

と、まずはなんか変な感慨…😅

「不況」も、そんなに深刻そうじゃないし、これはやっぱり「ブロック経済」で、広大な植民地の犠牲のもとに経済的繁栄を維持していたのか?!滝汗


などと思っちゃうくらい!?能天気でゴージャスな仕掛け満載といったところ?えー


いや、あくまでも「ディズニー映画」ですからね。

「現実」の厳しさから目をそらすような「夢」やロマンの方が大切なんだろうな…なんて思ったり…!?キョロキョロ

まあ、実際そうなのかもしれないしね。ニヤニヤ


と、イヤミ!?はここまで!ウインク


これはまさにディズニーランドやシーのアトラクション?!

と思って観れば、ものすごく興奮して観られます!口笛

いや、マジでそのうちランドかシーに「メリー・ポピンズ」のアトラクションができるんじゃないかと予想…

傘や凧につかまって空を飛ぶとか、霧のロンドンで迷子になるとか、なんか面白そう…ラブ


今回のメリーは、謹厳実直!?にして「子どもの心」を忘れない、実は心優しいナニーというより、むしろ自分自身が目の前の冒険を楽しんじゃおう!という、とってもアクティブでお茶目なおせっかいやきさんという感じ?(←あくまでも私的感想です…😅)

メリーはタップダンスも踊れるのね…

なんかめっちゃ楽しんじゃってるし、子供達そっちのけ!?で、最初はそれでええんかい?!とちょっとあきれちゃったんですけど、でもよく考えたら、「大人」だっていつもいつも「子供優先」でなく、自分の人生を思いっきり楽しんじゃっていいんだよ!っていう今風のメッセージなのかなとも思えたり….

メリーが「ボブカット」でタップダンス?を踊るシーンは、やっぱり『シカゴ』をオマージュ?あるいはパロディ?

いや、映画の『シカゴ』大好きだった(舞台版は観たことないですが…)ので、すぐにピンときたんですけどね…口笛

そういえば『シカゴ』は光と闇の渦巻く1920年代のアメリカが舞台で、その挙句の「世界恐慌」勃発!をチクリと風刺しているのかなあなんて、ちょっと深読みしちゃいましたけど、どうなんでしょうね…グラサン


今回の『リターンズ』では、活躍するのはマイケルの子どもたちなんだけれども、むしろ「子どもの心」を忘れたマイケルがメリー・ポピンズと再会してもう一度「子どもの心」を取り戻し、子どもたちの「父親」として、そして「一人の人間」として再出発をはかるというお話じゃないかなと思いました。

だから、いわば前回(本編?)のような「家族の再生」の物語というよりも、むしろ「大人の再生」の話なんじゃないかと…

だから、メリーも「一人の大人」として思いっきりダンスも冒険も楽しんじゃうというスタンスなのかもしれません。


これは絶対に「大人」が観て楽しむ映画ですよね!

で、ちょっぴり照れながら、例えばディズニーシーのレトロな街並みでジーン・ケリーばりに街灯でのダンスを踊っちゃう?!

そんな休日を楽しんでほしいっていう、ディズニーからの強烈なメッセージ!?爆笑


私はそんな風に受け取りました!ウインク



そうそう!

前回の映画でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイクが出演すると聞いて楽しみにしていたんですけど…

思いがけない役で出てこられて、最初は唖然!びっくり

で、そのあまりの軽やかさ!?に陶然となり、大満足の観劇となりました!笑い泣き

あのシーン観るだけでも元取れた気分?!てへぺろ


という意味で?!オススメです!ウインク


あ、そのバート自身は、なんでも「世界一周の旅」に出ているとかで、結局出て来ず、ちょっぴり残念…?😅