映画『今夜、ロマンス劇場で』 | ヨシベエの観劇感激日記

ヨシベエの観劇感激日記

ミュージカル好きのヨシベエのブログです。特にミュージカル俳優の平方元基くんの大ファンです。映画と音楽も…あ、それからプロ野球の広島カープも大好きで、観劇と映画鑑賞の感想を中心に、時々カープのことも熱く語りたいと思います。よろしくお願いします。

ちょっと前の鑑賞なんですが、記憶が曖昧になる前に(って、もうかなり曖昧になってますが…^^; )、けっこう好きだったので、簡単に感想などまとめておこうと思います。照れ


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【作品紹介】
綾瀬はるかと坂口健太郎が共演し、モノクロ映画の中のヒロインと現実世界の青年が織りなす切ない恋の行方を描いたファンタジックなラブストーリー。「のだめカンタービレ」シリーズの武内英樹がメガホンをとり、「信長協奏曲」の宇山佳佑が脚本を担当。

【あらすじ】
映画監督を目指す青年・健司(坂口健太郎)はモノクロ映画のヒロインである美雪(綾瀬はるか)に心を奪われ、スクリーンの中の彼女に会うために映画館に通い続けていた。そんなある日、美雪が実体となって健司の前に現われる。モノクロ姿のままの彼女をカラフルな現実世界に案内するうち、健司と美雪は少しずつ惹かれ合っていく。しかし美雪には、人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密があった……

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(以上、映画.comより)


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↑ 公式サイトよりお借りしました


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もうこれは完全なファンタジーのラブロマンス!ラブであり、ラブコメディウインクであり、そして最後は切ない「究極の愛」!?の物語…ガーン


いや、悪くない!悪くないです!

むしろテイストとしては好きな方かも…?!チュー


でも、ある意味切なすぎて泣ける…えーん


健司の取った「究極の選択」は、果たして正しかったのか?!

あるいは、現実問題として可能だったのか?!びっくり


とも思うんですが、加藤剛演じる「病室の老人」の静謐で崇高でさえある姿を見ると、「ありえるかも…?!」と、妙に納得させられてしまう…滝汗


さすが加藤剛!笑い泣き

(いや、私、個人的に昔から加藤剛が大好きなんですよ…^^; )


坂口健太郎くんも、ちょっと気弱で優しい…でも純情で一途な青年を好演されていました!おねがい


私、実は坂口健太郎くんのこと、これまであまり好きではなかったし、「イケメン」と思ったこともなかったんですよね…(って、失礼!💦)

でも、この映画を観て見直しました!ラブ

健太郎くん、やるやん!って感じ?ウインク(←なんか偉そうですが…^^; )


綾瀬はるかが演じる美雪(とは、決して映画の中では呼ばれないんですね…びっくり )のことが本当に大好きで、「あなたじゃなきゃ…ダメなんです!」というセリフが、ここまでリアリティをもって聞こえてくるって、すっごい役との一体感!?爆笑

マジ、泣かされました…

一方、美雪が彼のことを「おい、しもべ!」と呼ぶのにもなんら違和感ないという…てへぺろ


もともと「ファンタジー」っぽい存在感(ってどんなんや〜?!^^; )の綾瀬はるかと対峙して一歩も引けを取らない!

どころか、彼女をリードして、あくまでも「ファンタジー」の存在の彼女を、すっごいリアリティーをもった存在に感じさせるのは、健太郎くんの力や演技ゆえのようにさえ思わせる…


だから、この二人の「恋」の行方が本当に気になって気になって…えーん


(そこは、映画館でお楽しみくださいね!^^; )


綾瀬はるかも、この役は綾瀬はるかでなければ演じられないんじゃないかと思わせるくらい、ぴったりハマって素敵でした!ラブ

あの暴君ぶりと、その裏腹の!?孤独で切ない秘めた想いとのギャップがたまらなく可愛いです!チュー

(綾瀬はるかの出演作としては、昨年の『本能寺ホテル』よりははるかに良い出来だと思います…彼女は「等身大」の役より、こんなぶっ飛んだ!?役の方がよく似合う?!^^; )


一番のお気に入りは、健司のためにお弁当を持っていくところ?おねがい

彼女の表情や立ち居振る舞い、そして次々に変わる素敵なお衣装(何着持ってんだ〜?!って思ったけど、あれ、全部「衣装部屋」のお衣装を健司がくすねた?ものなのかな…^^; )を見るだけでも楽しいし、お得な気分になります!ウインク


話の展開として、もうひとひねりあったら…(例えば彼女が「現実世界」でもっと活躍して、その「正体」がバレそうになって一悶着起きるとか?!^^; )とは思いましたが、この展開はこの展開で、静かな感動を呼ぶ…!?みたいな感じで、悪くないとも思いました。


ロマンチックな…あるいはちょっと昭和のテイストに浸って、「愛ってなんだろう…」って今一度振り返るもよし、あるいは、「お互いの温もり」を感じられることの素晴らしさやその「有り難さ」に想いを馳せ、その大切さを今一度かみしめたり、見直してみたりするのもよし…


観終わってから、ジワジワその良さに対する思いが心の奥から滲み出てくるような、そんな作品でした!照れ