今日は、仕事(サービス出勤)行く前、午前中に久々?の映画鑑賞!
まずは、とにかく早く観たくてたまらなかったこれ!
ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』です!
【作品紹介】
レ・ミゼラブル」でも華麗な歌声を披露したヒュー・ジャックマンの主演で、「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。劇中で歌われるミュージカルナンバーを、「ラ・ラ・ランド」も手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが担当した。主人公P・T・バーナムことフィニアス・テイラー・バーナムをジャックマンが演じ、バーナムのビジネスパートナーとなるフィリップ・カーライル役を「ハイスクール・ミュージカル」「ヘアスプレー」のザック・エフロン、バーナムの妻チャリティを「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のミシェル・ウィリアムズが演じる。
【あらすじ】
貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢チャリティと結婚したフィニアス。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねるフィニアスはやがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見たことがないショーを作り上げ、大きな成功をつかむ。しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていた…
(以上、映画.comより)
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(以下、多少の?ネタバレあります。閲覧にはご注意ください!^^; )
アメリカって、日本では「自由と平等の国」のイメージが強いように思いますが、意外に!?今でも人種差別や階級差別?!あるいは偏見やそれに基づく排他意識の強い国のように思います。
ましてや、今から100年近く前のお話ですから、なおさらですよね…
日本だって、やっぱり外国人(特にアジア系やアフリカ系!?)の人に対する偏見や差別意識ってあると思うし、「自分たちと違ったもの」の存在を許さない、あるいは排除しようとする傾向って強いんじゃないかと思う。
(だから「いじめ」もなくならない…というか、マスコミが「いじめ」とかいう場合、それはむしろ「犯罪」だと思うけど…~_~; )
でも、だからこそ、このお話は「今は昔」の遠い過去のお話ではなく、今に生きる「私たち」自身の物語であり、そこで語られている様々なエピソードは、私たち自身が考えていかなくてはならない問題なんじゃないかと思うのです。
差別や排除を「する」側にしろ、「される」側にしろ…
だからこそ、サーカス団員たちが怒りと悲しみを爆発させて歌うナンバー「This Is Me」は、聴く人の心を打つし、差別や偏見を乗り越えて「愛」を確認し合う登場人物たちの姿に涙するのでしょうね…
人生において一番大切なものは何か…
それは「自分が居るべき場所」や「帰るべき場所」があること…それはまた、あるがままの自分を受け入れ、愛してくれる人がいるということ!?
そんなことを考えさせてくれる、とにかく熱くてあったかくて、優しい、そんな映画でした!
ヒュー・ジャックマン、男の色気!?を感じさせて、とっても魅力的でした!
歌もやっぱり上手いですよね〜!
ちなみに、映画版『レ・ミゼラブル』の時は(ミュージカル沼に落ちる前でしたが…^^; )、実はあんまり惹かれなくって…
(舞台版の『レミゼ』は一度観ただけですっごい感動したのに、映画版ではとにかく長くて退屈で… )
だから今回も、実はあまり期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました!
(少年時代の彼が父親の死後、貧しさのあまりパンを盗むシーンは、「レミゼか?!」と思わずツッコミたくなりました…^^; )
この作品、出演される皆さん歌がとても上手くて、もちろんダンスやパフォーマンスも本格的で迫力あって、見応え聞き応えありました!
ほんと、一見の価値ありです! 超オススメです!
ただ…?
ヨーロッパで一番有名な「オペラ歌手」という触れ込みの、レベッカ・ファーガソン演じるジェニー・リンドの歌については、「オペラ歌唱」!?を期待していたら全然違って、かなり違和感が…
あ、いや、上手いし感動するんですけどね、いわゆるポップス系?の発声や歌い方で、「オペラ歌手」とは違うんじゃないかなと…
まあ、この作品が現代の「ミュージカル映画」だから、むしろそれに合わせてのキャスティングや演出だったのかもしれませんが…
むしろ、「ヒゲ女」役のキアラ・セトルさんの方がオペラっぽい発声をしていて、「This Is Me」の時にはまさに圧巻の歌声と存在感で、私としてはもっとそのソロが聴きたかったなあ〜!
あ、それから、私が一番ビックリしたし嬉しかったのが、ヒュー・ジャックマン演じるバーナムのパートナーとなるフィリップ・カーライル役のザック・エフロンをスクリーンで観れたこと!
いや、『ハイスクール・ミュージカル』大好きだったんですよ!
今も変わらない、ちょっとハスキーで甘やかで優しい…でも伸びのある力強い歌声!
(ちなみに、『ハイスクール・ミュージカル1』の歌声は彼自身のものではなく「吹き替え」です。だから上手いです!(汗) それに発奮したのか!?2以降は自分で歌っています。私は特に3の「Senior Year(卒業の年)」が大好きです!)
だいぶ大人びて!?貫禄が出てきましたが(爆)、あの声と、透明感がすごくって吸い込まれそうな瞳は変わらず…
ラストシーンも好き!
これは、今度は彼を主役に続編か?!(笑)
あ、ラストシーンと言えば、昔っから王子様といえば白い馬に乗って登場するものと決まってましたが、この映画では象に乗って登場するのね…
と、微笑ましくて仕方ありませんでした…
また観たいな〜!
というか、舞台化してほしいな!
やっぱり、人生に「夢」は欠かせないですものね!