2/6午後 お昼前に出社し、課長に決まったスケジュールを報告する。

で、大変申し訳ないけど、今日再び13~15時で中抜けさせていただきますとお願いし、快諾をいただく。イエイ!

13時に食堂でお弁当を食べて、13:34発の地下鉄に乗って、13:50には受付に着いた。

この感じだと、夕方16時半に放射線治療に行くのは問題ないね。

午前中対応してくれた看護師さんが午後も対応してくれて、

放射線治療は普段の受付ではなく、専用の受付機で受付票を読み込ませて、

自分で更衣室を選んで検査着に着替て、自分の照射室の前で待つということを教えていただく。

なるほど、毎日のことだから人の手を煩わせないシステムになっているのね。

 

検査着に着替えてCT検査室の前で待っていると、技師さんが来た。

今回のCT検査の説明を動画と共にしてくれた。と、技師さん、

「さちネコさんの照射機は2/16から稼働する新しい機械なんですけど、

この機械だと胸の照射でも息を止めてすることができるんですね。

他の部位の照射では息止めをやっているのですが、胸は初めてになるので、

臨床の先生と相談の上、できるようだったらさせていただきたいと思っていて、

CT検査の際に息止めの場合も撮らせてもらってよろしいでしょうか」

つまり、ぶっちゃけていうと実験台になって欲しいってことだね?

大学病院だからそういうこともあるだろうとは思っていたけど、さすがにちょっと不安…。

でも、センチネルシンチの時も呼吸による胸の上下運動は気になっていた私、

放射線が心臓をかすめる可能性が息止めの方が少ないのなら、いいことなのでは?とも思う。

準備はしていても最後まで呼吸ありで照射する可能性の方が高いかもしれないともおっしゃるので、

とりあえず2通りのCT検査をすることに同意した。

 

今回のCT検査は、放射線を照射する際の位置決めのためにするものなので、

毎回同じ形になるように体にマーキングをする。

膝を曲げた下に膝用枕を入れて、頭の上で両手を輪にして固定する。

私は術後90日近く経っているので余裕で両手を上に上げられたけど、

術後30日では真上に両手を上げられたかなぁ。まだこわごわ腕を動かしていた時期だった気がする。

そう考えると、ここまでずれ込んだのも私向きだったのかも知れないな。←自己肯定感強め笑

で、技師さんに言われたのは、「初めてだと緊張しているから背中に力が入る方が多いけど、

慣れてくるとどんどん背中が緩んできちゃうので、今から頑張ってリラックスしてください」

“頑張ってリラックス”ってなかなかのパワーワード。

正確な照射をしてもらうためには体の力を抜いて、でも動かないようにしなくちゃね。ムズカシイ…

 

まずは普通に息をしての撮影をする。

胸が動かないように軽い腹式呼吸でやってみた。

次に技師さんの合図に従って息止めでの撮影。

私のお腹の動きを見て、「吸って~、はい止めて!」というのを数回繰り返す。

息を止めている時間は10秒くらいなので辛くはない。

撮影終了後、体にマーキングをされる。

脇に書かれているときがくすぐったくて、体を動かさないようにしているのが一番つらかった。

二の腕の後ろ側にもマーキングされた。腕の位置を固定するためらしい。

マーキングされた体は、なんだか解剖される前みたいな感じだ。この状態で1か月かぁ。

薄くなったら上書きしてくれるのだが、今日から16日までは私がキープしなくちゃいけない。頑張らねば。

「息止めの写真も上手に撮れたので、臨床の先生と相談させてもらいますね」と言われた。

どうなるのかな、私の照射は。

 

帰宅してから「乳がん 放射線 息止め」で検索してみると、

やはり左乳がんの放射線治療で用いられている治療で、心臓への照射を低減するためのものだった。

利き腕の右側でなくてよかったと思っていたら、こんなところに落とし穴が…。

息止め照射を提案されたら受けようと思った。

2/6 11/10の手術後、創部感染があってリスケになっていた放射線治療だけど、

ほぼ3か月後にやっとたどり着いた放射線治療部初診の日。

予約は10時だったので、10分前に受付に到着。

初診なので恒例の問診票を書く。10分前に到着しておいてよかった。

他の科の問診票と違ったのは、放射線治療に通う希望の時間帯の欄と、

今後の人生で大切にしていきたいことの欄があったこと。

希望の時間帯にはとりあえず闇雲にチェックを入れて、

大切にしたいことは「家族や友人のと時間を今まで通り過ごしたい」と書いてみた。

 

その後、看護師さんによる問診。

ここで私は例の3/9までにできるだけ治療をぶち込みたい話をする。

「わがまま言ってすみません」に対して「いえ、これは重要ですよ」と言ってくれた。

「そんなわけで通う希望の時間帯もいっぱいチェックつけてます。

9時台だったら自宅から、それ以外の時間は会社から通う予定で、

会社から通う場合は昼休みと合わせて2時間取るつもりです」と私、

「昼休みはフレキシブルに取れるんですか?治療に理解のあるいい職場ですね」と看護師さん。

本当に私もそう思う。

 

放射線治療部の先生は、若くて明るい男性の医師だった。

私の希望により、まずはスケジュールを決めることに。

3/9までにできるだけ治療を終わらせるためには、2/16は治療を開始したい。

でも、治療開始の1週間前にはCT検査を受けないといけない。

とすると、CTは今日か2/9に受けないと間に合わない。検査に空きがあるか?

なんと! 今日の午後なら空きがある!!(来週には空きがない…)

今日の14時にもう一度病院に来られますか?となった。

むむむ、午前休で来ているのに、更にまた中抜けで病院に来るのか。

でも今日を逃すと放射線治療開始が1週間以上遅れてしまって3/9までにはとても納まらない。

もう二つ返事で「はい、来ます」と応じるしかなかった。

課長にもチームのみんなにも「治療を優先してね」と言われているから甘えてしまおう。

 

これで2/16治療開始が決まった。次は毎日何時に通うかを決める。

これはもう神様のお導きとしか思えないのだけど、

ちょうど2/16から新しく第4照射室が稼働するとのことで、その予約なら夕方16時半を取ることができた。

16時半なら1時間がん治療休暇を使う形で直帰できるので、治療後に帰社して仕事しないで済むから本当に好都合♪

で、次は放射線治療の回数についての説明。

私の場合は16回で考えているが、保険会社や古い保険だったりすると保険金が下りないことがあると言われる。

「もし保険会社が何か言ってきたら、僕の方でも強く説明しますけどね」と先生。

通院証明書を取り出して確認しようとしたら、「あ、アヒルの保険さんだったら大丈夫ですね」だって。ほ。

結果、3/10までの16回の通院となった。

1日だけはみ出しちゃったけど、本当すごいぞ、私の運。

看護師さんも「こんなにとんとん拍子に決まる方、そうそういませんよ~」と一緒に喜んでくれた。

 

それから、説明同意書に沿って放射線治療の説明をしていただく。

副作用としては、1・2回目には宿酔(船酔い状態):だるさ・眠気・めまい・吐き気など

2~3週間後には皮膚炎(日焼け症状)や照射範囲内の脱毛、倦怠感

治療終了後には放射線性肺炎、(ごくまれに心筋炎・心膜炎)←左胸に照射するので心臓の血管をかすめて固くなる可能性があり発症する可能性があるとのこと

放射線治療の後、毎週火曜日には先生の診察、それ以外の日は看護師さんによる問診があること

CT検査でマーキングをするが、こすると消えてしまうので気を付けること←Refaのシャワーだと消えるらしい笑

 

先生の診察後、再び看護師さんと面談をする。

午前休の今のうちにと、本来は午後のCT検査の際にすることまで説明してくれた。ご配慮に感謝です。

注意されたのは、放射線治療中はリュックサックはやめること、ショルダーバッグも右肩に下げること。

マーキングが消えないように、泡で優しく洗ってこすらないようにすること、

体を拭く際もタオルで押さえるように水気を取ること。

肌が乾燥しがちになるので、その場合はヒルドイドが、かゆみが出てきたらリンデロンが処方されると思うので、

我慢しないで言ってくださいねとかだった。

3週間半、よろしくお願いいたします。

確定申告に備えて領収書の整理をはじめたので、病院代の記録を残しておこうと思い立った。

誰かの役に立てば幸い。

 

まずは、私が今回乳がんを患って初めて知ったことを書いておこう。

①高額医療費は、入院と外来では別会計、しかも外来は診療科ごとに別会計とのこと。

ありがたい制度ではあるのだけど、ちょっとショックだった。

11月は入院と外来でMAXを2回支払ったので、思わず会計で聞いてしまった。

 

②診断一時金は非課税で、医療費控除の際にも差し引きする必要はない。

→がん保険について、死亡保険金以外の保険受取人も夫にしていたので、

一時所得になったら大変!と思って手術後に慌てて受取人を変更したんだけど、

変更する前に請求事項が発生しているから受取人は夫のままとのことで、焦った。

けど生計を共にしている夫なら非課税だと知りほっとした。笑

 

③「保険金などで補てんされる金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、

引ききれない金額が生じた場合であっても他の医療費からは差し引きません。」(国税庁HP)

→私は「支払った金額ー受取った保険金額ー10万円」が医療費控除の金額だと思っていたので、これは目から鱗。

うーむ、出産の時の確定申告、ちょっと損していた気がする…。

 

④「医療費を補てんする保険金等の額が、医療費を支払った年分の確定申告書を提出する時までに確定していない場合には、

補てんされる保険金等の見込額に基づいて計算します。」(国税庁HP)

→私の場合、手術日を起算日として前60日・後120日間通院保険を請求できるので、

3/9までの通院をまとめて保険会社に請求する予定だからこれにあたる。

健保からも給付金があると聞いているので、どのタイミングで申告するか考え中。

還付申告のみなので、3/15を超えても大丈夫ではあるんだけど、

住民税にも関係するので早く申告するに越したことはないみたい。

【後日追記】健保からの給付金が思っていたよりも多かったので、ありがたいことに還付申告をするメリットがそこまで出ない計算になった。

ふるさと納税のワンストップもやっているし、もうやらなくてもいっかって方向に。

 

以下が乳がんに係わる病院代の記録です(随時更新)

 

09/05 1800円 検診時エコー追加

09/17 9030円 乳腺外科初診・生検

09/24 1050円 エコー検査

10/01 2480円 生検結果・入院前説明

10/18 11680円 造影MRI・血液検査・尿検査・胸部レントゲン・心電図

10/22 1640円 造影MRI結果・入院前説明・処方箋

10/22 550円 ロキソニン10日分

11/12 入院高額医療費MAX+39000円(=差額ベッド代・診断書代)

11/26 外来高額医療費MAX+8000円 (=保険会社用診断書代) オンコタイプDX検査・処方箋

11/26 1220円 アナストロゾール28日分

11/29 122円 滲出液診察・検査・処方箋

11/29 1330円 抗生剤・ロキソニン・胃薬7日分

12/01 230円 滲出液診察

12/03 230円 滲出液診察

12/06 410円 滲出液診察・処方箋

12/06 1240円 抗生剤・ロキソニン・胃薬7日分

12/24 1520円 骨密度検査・オンコタイプDX結果・処方箋

12/24 1270円 アナストロゾール35日分

01/28 440円 診察・処方箋

01/28 2120円 アナストロゾール80日分

02/06 4640円 放射線治療部初診・CT検査

 

 

 

1/28 処方されているホルモン抑制剤アナストロゾールが切れるタイミングの術後1か月半で乳腺外科の診察の日。

予約が9時半からだったので、病院立寄り出社にして2時間のがん治療休暇を使うことにした。

9時半予約でも少し待たされ、ギリギリ2時間遅れの出社に間に合う感じだった。

薬の処方もあるしなぁ。なかなか自分の思うとおりには難しいね。

 

先生は開口一番「まずは傷の治り具合を見せてください」

私の傷口はもうすっかり塞がって、肉も盛り上がってきていてほぼ段差がなくなっている。

「これなら放射線治療、大丈夫でしょう。ただこの傷はこのまま残っちゃうなぁ。

2本線ってわけにはいかなくなっちゃってごめんなさいね」とおっしゃった。

とりあえず放射線治療に進めることになってよかった。

ここですかさず私は先生にお願いする。

「で、先生、大変図々しいお願いなんですが、できるだけ早く放射線治療受けたいんです。

実は、通院保険が術後120日間までなので、3/9までにできるだけ受けたいんですよ。

もっと余裕がある日程だと思ってたんですが、こんなことになっちゃったんで…」

「…通院保険、なるほど。一番早い放射線科の予約が2/6なんですが、来れますか?」

「はい。何時でも来ます!」

ということで、2/6の10時に放射線科の予約を入れてもらった。

私は放射線は16回になると思うとのことで、うまくすると3/9までに終わるかもしれない。

夕方の時間を希望する人が多いそうなので、私は昼休みと結合できる時間でお願いしようかなぁ。

 

あとは、メタボ改善プログラムを始めたことを告げた。

「乳がんの要因の1つに肥満があるので、太らないようにとお願いしているくらいだからとてもいいですよ」

と言っていただいた。

この1か月で頭痛が3回と耳鳴りが半日あったこともお話しした。

元々片頭痛持ちだから薬の副作用とは考えにくい頻度だし、耳鳴りは薬とは関係ないと思うので、

とのことで、今までと同じホルモン抑制剤アナストロゾールを継続することになった。

次回は3か月後だとGW前になってしまうので、4/15にしてもらった。

また、マンモやエコー、MRIなどの検査を術後1年のタイミングでしますってことで、

私は平日で予約をお願いした。

土曜だとどんな予定が入るか分からないけど、平日なら会社休めばいいだけだもんね。

よし、あとは放射線治療だけ頑張ればとりあえず一段落だぞ。頑張れ、私!

 

 

乳がんの発見につながった9月の職場定期健診で、

もう1つ見つかった懸念事項が、メタボリックシンドローム予備軍。

今までもコレストロール値が範囲外だったんだけど、

「年齢的に高くなる時期だからねぇ」と内科の先生から様子見でOKと言われていたので、

服薬することもなく、あまり気にせずにここまで来た。

それが今回、腹囲90cm以上かつ高血糖・高血圧に該当してしまい、

会社が提携している管理栄養士さんと面談することになった。

いや、自分でもメタボ気味だよなって自覚はあった。

20代の体重から15kgは増えてしまっていて、妊婦時代のMAX体重をとうに超えてしまったし、

洋服を買う際にLかLLを選ぶようになっちゃってるし…。

夫が大食漢で、それに合わせて夕飯を作っていたら、私もよく食べるようになったようで、

出産後・授乳終了後もそのペースで食べてしまったからこうなったんだと思う。

膝が痛くなったり、足底筋膜炎になったりしたのも体重増のせいだと思っている。

乳がんも肥満が発生要因の1つらしいし、この機会にちゃんと指導してもらおう!

 

1/13 管理栄養士さんとは50分近く面談した。

今回のメタボ改善プログラムは、3か月間で減らしたい体重を目標にして、

それを達成するためにはどうしたらいいのかを日常生活を振り返りながら決めるものだった。

私は1か月マイナス1kgを目標にしたので、今までよりも毎日240kcal消費を多くすることに。

で、決まった毎日の目標が、以下の4つ。

・夕食後にカロリーのあるものを飲食しない(今までは牛乳など飲んでた)

・夕食はお弁当サイズに減らす(前述のとおりおかずの量が多いので)

・サラダにドレッシングはかけずに食べる(かなりタップリ使っていた)

・帰宅時に1駅前で下車して20分多く歩く

この目標の達成状況に加えて、体重・腹囲・歩数を毎日専用サイトから報告すると、

1カ月ごとに管理栄養士さんからのアドバイスがもらえるらしい。

今回は目標を達成しようがしまいが3か月でプログラムは終了するというので、

そこまで気負わずに頑張れる感じでほっとした。

 

これを書いた2/1はプログラムを開始して約2週間経っているが、体重は0.5~1kg減った。腹囲は微妙。

4つの目標のうち、おかずの量を減らす以外はちゃんと達成しているからかな?

体重と血圧を毎朝測る習慣がなかったので、自分を見つめ直すには本当にいい機会だった。

はてさて、3か月後、私は3kgやせられているかしら?乞うご期待!

年末年始は12/31~1/3の3泊4日で夫の実家の広島に行っていた。

私は昔からあまり気を遣わない嫁をやってきたし、

今回は手術後ということもあってますます気を遣わない嫁状態で大丈夫だったから、

本当はこんな文句みたいなこと書くべきではないのだろうけど、書く!

 

義母は自分の姉がずいぶん前に乳がんを患ったことがあり、

そのまた聞き情報を基礎に、私の病状を聞いてきた。

ステージ2Aで遺伝子検査の結果、抗がん剤なしでよくなったこと、

でも、部分切除なので放射線治療はしなくてはならないこと、

ホルモン抑制剤を10年服用しなくちゃいけないこと、

私は細菌感染をしてしまって手術後にちょっと切開したせいで傷口がまだ治りきっていないこと、

などを説明した。

それに対して義母は、

「姉も部分切除だったんだけど、抗がん剤やったのよね。髪の毛は抜けなかったんだけど。

 それで病院に行くのも8年で自分でやめちゃって。本当は10年通うはずだったみたいなのにね」

ん?髪の毛抜けなかった?自分でやめちゃった?

この時点で違和感はあった。でもまた聞き情報だから仕方ないよな、と流す。

薬の種類によっては抗がん剤で髪の毛抜けないケースもあるだろうし、

何年も前だから標準治療も今とは違ってたかもしれないし。

でもしたり顔で話す義母にはなんか違う感が漂う。そして極めつけに、

「さちネコさんは抗がん剤やらないってことは、姉より軽かったのよ!」とのたまわった。

おそらく、義母は“早期発見で深刻なことにならなくてよかったね”と言いたかったんだろうとは思う。

でもさ、「姉より軽かった」って発言にはカチンときてしまった。

これから放射線治療やらなきゃいけない、10年ホルモン剤の服用もする、再発率だって0じゃない、

そんな人に向かって「軽かった」はないだろう!

なるべく顔には出さないようにしたつもりだったんだけど、あいづちの声音には怒気がにじんだと思う。

自宅に戻ってから、どうしても飲み込んでいられなくて娘に愚痴ったら(夫にはさすがに愚痴れないもんな)

「ママがカチンとしてたのわかったよ。で、おばあちゃんって人付き合い下手だなって思った」

と冷静に言われた。で、私も冷静になれた。

病状は人それぞれだし、自分にとっては最大の関心事で、

私の場合は左胸だったから「右(=利き腕側)じゃなくてまだよかったね」と言われるのは別に構わないし、

例え私と同じ状態の人であっても、全摘した方が安心、抗がん剤をした方が安心って考え方の人もいるだろうし、

何がその人にとって一番いいことになっているかも分からないのに、

当事者でもない人に他人と比べられるのは違うと思った。

病状を聞くのなら、ただ寄り添って欲しい、それでよかったねって認めてくれればそれでいい。

今後、病を抱えた人と話す際には、この時に感じたことを忘れないようにしようと思った出来事だった。

 

12/26

25・26日とナイトブラのカップを外した状態で生活してみたのだけど、

まだ早かったようで、リンパ節を取った術後跡あたりが痛くなった。

娘に見てもらうと、ぷちっと取れそうな1ミリくらいのおできが4つ出来ていると。

私は昔からこのタイプのおできが体のそこかしこにあるのだけど、

新しく出現したのを認識したのは今回が初めてだった。

ちょうど前開きブラも届いたので、ナイトブラ生活をやめた。

ホールド力にはちょっと欠けるけど、ほどよく包み込んでくれる感じで安定感がある。

やはり術後に適した下着なんだなぁ、と実感。

穴はほぼ乾いた感じで、綿棒の頭が入るかも?くらいにまだ空いている。

汚いカスを取りたくなるような見た目をしている穴の淵で、まだ明らかに凹んでいる。

滲出液はお風呂上りでも出なくなったけど、なんとなくガーゼは続行。

 

12/28

遺伝子検査の結果も出て、穴もほぼ塞がったので、気分的にやっと快気内祝いをする気になった。

まずは職場の同僚2人にお返ししたくて、だったら年内最後の出社日の29日に渡したい。

退院してから1カ月半、普通の快気内祝いのタイミングよりは遅くなっちゃったけど、

こういうものは自分が心から贈れるタイミングの方がよかろうという判断。

で、入院中の食事が薄味なのに出汁が効いていてとても美味しかったので、

私の快気内祝いは茅乃舎のお出汁にしようって決めていて、横浜高島屋まで行くことにした。

何となれば、横浜高島屋店でしか販売していないお出汁があるので、ちょっと特別感が出るかなと思って。

わざわざ横浜まで出張るので、だったら映画も見ようと思い「緊急取調室THE FINAL」をチョイス。

テレビで見てもよかったかもとは思ったけど、FINALに花を添えようって気持ちで行ってきた。

エンドロールで大杉漣さんとのスナップが流れるところでは、涙がじんわり。

本当にこのドラマのキャストが大好きだったなぁとしみじみ。

穴は相変わらずだけど、1ミリのおできは3個に減って全体的に目立たなくなった。

やっぱり下着のこすれで発生したのかなぁ。

 

12/29

穴の中のカスみたいなものがなくなった!

穴自体もあともう少しで完全に塞がりそうな感じになった。

ガーゼで蓋するのは明日で最後にしよう(31日からは広島へ行くので、やりにくくなるしね)

人体ってすごいなぁ、あんなにぽっかり空いていた穴が1カ月でほぼほぼ塞がったよ。

 

1/4

祝! 穴、塞がりました!!

表面はがさがさした感じだけど、とりあえず塞がったのは嬉しい♪

まだ完全に盛り上がってはいないので、クレーターのように凹んでるけど、

あと1カ月もあるのだから、これなら2月から放射線治療はできるよね、きっと。

穴が塞がったので湯舟でも完全に明日から浸かります。

ちなみに、センチネルシンチの際の青はまだかすかに残ってる。なかなかしぶとい。

乳房の色は膿を出した時にダメージを受けたのか、穴の周囲と縫った傷に対して交差する方向に乳輪色をしているが、

全体的には普通の色に戻った。よかった♪

 

 

12/24 いよいよ遺伝子検査=オンコタイプDXの結果を聞きに行く日だ。

ホルモン抑制剤を服用すると、骨粗しょう症リスクが上がるので、

14時半から骨粗しょう症検査、その後乳腺外科という予約だったから、

昼休み+3時間をがん治療休暇にして、病院から直帰の形にした。

 

骨粗しょう症検査は、レントゲンで行った。

MRIみたいに検査台に仰向けで横たわって行う検査で、

頭の先から足の先までを6分、足を少し内またに固定して腰から下を2分撮影した。

なんかインクジェットプリンターが印刷しているみたいな感じに撮影された。

 

で、乳腺外科に行ったのだけど、今日はめっちゃ待たされた。

今まで予約時間からそんなにずれていなかったのに、1時間以上呼ばれなかった。

どうやら年末で患者が殺到しているらしい。先生も大変だ。

病院後直帰にしておいて本当によかった。

診察室に入ると、まずはさっきの骨粗しょう症検査の結果を告げられた。

骨密度結果は年相応の中央値、海綿骨は年相応よりかなり上だった。ほ。

骨密度は年1で経過を見ていきましょうということだった。

 

さて、懸案のオンコタイプDXの結果。

再発スコア(RS)結果:18 ←再発スコアが25までは抗がん剤は必要ないとのこと

10年遠隔再発率:5%

化学療法(CT)上乗せ効果:上乗せ効果なし(1%未満)

ということで、抗がん剤治療はする必要はないって♪

私はできれば抗がん剤はしたくなかったので、本当にほっとした。

ただ、まだ傷口が治りきっていないので、放射線治療は2月からかなぁ、

次回1/28に来てもらってから決めましょう、ということになった。

私は転移はなかったので、放射線治療がリスケになっていてもまだ大丈夫なんだろう。

なんとなくのびのびになっているのが心配ではあるんだけどね。仕方ない。

 

滲出液はお風呂上りにティッシュで押さえると付くだけで、ほとんど出なくなったけど、

穴が空いている間はガーゼを当てておこうと思っている。

お風呂も左胸小島状態は続けるつもりだ。

ゆるゆるタンクトップも卒業して、ナイトブラのカップを外した状態で使い始めた。

やっぱりゆるゆるタンクトップだと小走りした時に揺れて痛かったんだよね。

あと、乳腺外科受診時用に、前開きブラを購入した。

年末年始は病気のことは考えずに、でも暴飲暴食は控えるようにしようっと。

 

 

12/6 主治医の先生に再び診てもらう。

先週採取した滲出液の検査結果が出て、黄色ブドウ球菌が検出されたとのこと。

「働く細胞」ではおなじみの常在菌で、聞いた瞬間、実写映画版の小沢真珠の顔が浮かんだ。笑

「どこにでもいる常在菌による感染なので、心配しなくても大丈夫ですよ」と言われた。

の滲出液量もかなり減り、順調に回復してきているとのことで、

次回は遺伝子検査の結果の分かる12/24まで日を開けても大丈夫でしょうってことになる。

私自身も治って来ているのを感じていて、

たまに直りかけのかさぶたのようなかゆみを覚えるようになっていた。

でも、穴は結構しっかりぽっかり空いていて、本当にこれふさがるの?って感じ。

木のうろみたいに空いているんだよねぇ。

乳房の色もだんだん普通の人体の色に近づいてきたし、

張った感じもなくなって、柔らかくなってきた。

ただ、傷口がふさがるまでは放射線治療はできないとのことで、

12/12予定だった放射線科の予約は白紙になった。

部分切除から日にちがどんどん空いてしまうのが気になるけど、こればかりはどうしようもない。

だらだら抗生剤を出すのもなぁと躊躇いながら、先生はもう7日分処方してくれた。

穴が空いていてまだ薄茶色の滲出液が出ているので、私もその方が安心だった。

 

この日は、診察後に夫と娘と待ち合わせをして、クリスマスマーケットを冷やかしに行った。

この1週間辛かったので、華やかな気分を味わいたかった。

まだクリスマスには早い時期だったので、そこまで混んでいなくてちょうどよかった。

クリスマスイブに出る遺伝子検査の結果が私にとって素敵なプレゼントでありますように。

 

先生には、傷口をシャワーでしっかり洗い流せれば、湯舟に浸かってもいいと言われたけど、

さすがに穴が開いてて、滲出液がにじみ出ている状態では浸かる気にはならず、

左胸だけ島のようにぽっかり水面から顔を出したみたいに湯舟に横たわることにした。

この体勢だと左肩が温まれないけど、ま、仕方なし。

 

12/7 手術後、初めて美容院へ行く。

今までは仰向けに寝ると胸が重力で引っ張られるみたいでちょっと痛かったのだけど、

張りが減ったおかげか仰向けでも大丈夫になったので、美容院もいけると踏んだ。

白髪染めもそろそろしないと限界だったしね。

髪をきれいにしてもらうと気分が上がる。

だんだん日常を取り戻しているみたいで嬉しい。

 

12/12 正面からの写真で、穴が浅くなってきたのが分かるようになった。

穴の中も赤から肌色に膿が付いているみたいな色になってきた。

 

12/13 穴の周囲から埋めに掛かっているようで、サイズダウンしてきた。

綿棒などで穴の中を掃除したい衝動に駆られるが、痛くなりそうだから我慢した。

この日のお昼で1日4回飲んでいた抗生剤がお終いなので、ロキソニンと胃薬もやめる。

夕方ちょっと頭痛がするような感じだったけど、薬に頼るほどではなかった。

ホルモン抑制剤の副作用にも頭痛があったので、こっちかもしれないし片頭痛かもしれない。

 

12/15 お風呂後と朝と15時ごろに会社でと8時間置きにガーゼを貼り換えていたが、

会社で貼り換えなくても大丈夫そうかもと気づく。

明日からは朝貼り換えずに、会社でお昼に取り換えよう。

 

12/17 お昼に貼り換えなくても滲出液がガーゼに付かなくなった。

穴も乾いた感じに近づいてきた。(見た目はまだ塞がっていないけど)

 

12/19 センチネルリンパ節の傷口に貼ってあったステリストリップが全部剥がれた。

 

12/21 娘の卒業式の袴の前撮りに出かける。

家族写真も撮るので、久しぶりに外出先でマスクを外して過ごす。

華やいだ街を歩いて、ランチ食べて、写真選んで、とても楽しかった。

まだ抗がん剤をやるかどうか分からないけど、早めに前撮り日程を組んでいてよかった。

もし抗がん剤やることになったら、髪の毛抜けるもんなぁ。

穴は確実に乾いてきたが、塞がるにはまだ時間がかかりそう。

乳房の色は、ガーゼを当ててるところだけがちょっと痣のような色になっているくらいで、

他はほぼ普通の肌の色になってきた。

でも、まだ少しだけセンチネルシンチの青色は残ってる感じ。

 

 

 

12/2 熱も下がったので、会社に行く。

ロキソニンと胃薬は痛み止めも兼ねて朝晩飲み続けているおかげか、

特に無理している感じもなく普通に業務をこなせた。

 

夜、お風呂に入る前に問題の穴に詰められているガーゼを取り出す。

いや、あの折り紙大のガーゼが詰まっているんだから、

この見えている血で染まっている部分が氷山の一角状態だってことは分かっていたけどさ、

実際に引き出すと、この上なくグロい、きしょい、ぞっとする作業だった。

滲出液の赤茶色にぐっしょり浸っていて、ちょっとぬめった感じのあるガーゼが、

紐状になって出てくる出てくる…、え?まだ出てくるの?ってくらい出てくる…

人間、触手状のヌメリのあるものに対する嫌悪感って原始的なものなのかね、

こんなものが自分の体から出てくることに、なんか泣き笑い状態になった。

最後はもうやけになってえいって引っ張ったので、ちょっと周囲に滲出液が散ってしまった。

先生の指示通り、シャワーで傷口を洗い流した。

おへそと同じくらいの丸い穴が開いていた。これ、本当にくっつくんだろうか?

娘に少しだけ穴にガーゼを詰めてもらう。

こういう処置が嫌いな子じゃなくて本当に助かってます。

 

12/3 滲出液が現れてから初めて主治医の先生に診てもらう日。

13時半の予約だったので、昼休み1時間と1時間のがん治療休暇を利用して中抜けして通院した。

(診断書を出して申請すると、6営業日分を1時間単位で取得できる制度があるのです)

「昨日の夜ガーゼを取り換えてるけど、気持~ちしか穴に詰められてません」と話すと、

「詰めなくていいのよ、傷口洗い流してもらう方が重要だから」と先生。

「とにかく出るものが出て、穴がふさがるのを待つしかないですね。

放射線治療も傷があるとできないので、いったん白紙にしますね。

次は私が土曜日当番なので、12/6に来れますか?」

平日に会社を抜け出すより土曜に通院するほうが私も助かる。

「あとね、ガーゼ大量に使って大変でしょ。

ちょっと抵抗ある人もいるかもだけど、生理用ナプキンを代用するといいですよ。

あれ、すごく吸水力あるから安心できるのよ」

さすが女性の先生! この提案は男性にはできますまい。笑

確かに大量にガーゼを使っていて、それでも下着に染み出したりもしてて大変だったんだよね。

この日から、普通の日用の生理用ナプキンを半分に切って、ガーゼカバーとして使い始めた。

染み出しの心配をしなくていいのは本当によいアイディアです。

(でも、ピークアウトしたのか、ナプキンに滲出液が染み出すほどには一度もならなかった)

そういえば、滲出液を出してもらってから、左腕のピシっという痛みが気にならなくなった。

あの痛みは創部感染と関係があったのかしらね?

乳房の色も全体的には色が薄くなって、創部の傷口に沿って黒みが残っている感じになった。

1週間前にはほぼ黒かったことを考えると劇的な変化だわ。