コロナで外出を自粛してた時、ニュースを見ても毎日同じ様な内容ばかりで気が滅入るので、

映画やドラマ、アニメなどを見る様になりました。

長いシリーズものも見たいだけ見れますしね。


で、その時の習慣で、家族での会話というか一緒の空間にいるのに共通で楽しめるものとして毎日30分アニメを見ています。


うちの夫は好きでもない、興味のない事に自分の時間を使いたくない人で、少しでも自分時間が乱されるのが嫌いなので、私や娘がリビングでテレビを見ていると、自室に篭ります。


何をしようと自由ですよ。


しかしね、雑音だと言わんばかりでイヤフォンをつけたり、自室にこもってたりをあからさまにするのってなにかやな感じしません?



最近

キングダム見てました

キングダムの話はまた後日しますが、今シーズンの黒羊の戦いですが、桓騎が取り仕切る戦いです。

夫がね、なんていうのか微妙な表情をしておりました。


それは桓騎が残虐て非道な方法で戦に勝利するからです。

同じ様に感じた人もたくさんいるのだろうかと思います。

どんな戦い方であったかは漫画とかアニメとかで確認してください。


夫は元野盗の桓騎のやり方が好きではありません。しかし結果だけ見た時に、いかに残虐であったとしても王道の戦い方より死者を大幅に出さずに勝利するというのは、そちらの方が正道な気がします。

残虐非道な人の方が、頭が良く大局を見ていて、そして勝利する、というのが納得できない。

納得?いや嫉妬?僻み?

そういうものをふんだんに含んだ表情をしていた。


夫は嫉妬とか僻みとか嫌いだ。

感じる事はあるだろうけど出さない様に気をつけている。

らしい。

でも全然隠せていない。

心持ちとしては、隠すのでは無く持ちたくない。


なので微妙な表情になるんですね。


で、結局は隠せなくなった自分を誤魔化すのか、ここでいうところの桓騎のやり方が悪い事である理由を探す。周りにそれを悟られない様に。


ここで本題。


今私は通勤の時間、TVerで

「鈴木先生」を見ている。




古沢さんの脚本がテンポがよく

内容も考えさせられる。

元は漫画です。読んだ事ない方はぜひ。



中学2年A組の鈴木先生が学校で起こる問題や子供、大人の考え方の違いを対話などで解決していく学園ものです。

が、全く爽やかアオハルて感じはありません。

皆が当たり前と思ってる事が、実は育ち親の教育など置かれた環境で違っていたり、大人も含め何が正しいとか悪いとかは関係無く、どう考えたら良いのか、考えるという事を促す様な内容。


で、2話目だったかな、食事のマナーの話が出てきた時の回。

給食で出される酢豚がメニューから無くなる事がわかり皆で話し合っていた時、


好きな子には酢豚が無くなるのは辛い事。

大半の生徒は特に大好きでもないが、嫌いなわけては無い。

クラスに約4名ほど酢豚が嫌いで食べられない。


食べられない4人は割合として多いのか少ないのか?少なかったとしてメニューから無くなった理由が自分達のせいだと思われるのはかわいそう。

など。


好きだ嫌いだ、


これらは発言するのは自由だけども、

はっきりいう事には誰かを傷つけたり悲しい思いをさせるというのを理解しないといけない。


このドラマは中学2年。

そう中2…


私も子育てで一番苦労した学年。

親の気持ちもさることながら、自分も通ってきた道。

個性的な子供達のそれぞれの気持ちが痛いほど解る。

あの色んな事に夢中だったりプライドや恥ずかしさ。

この時期は人間?この先の人生のベースになる大切な時なんだろうなと。

大人になると、その人がどんな中2を過ごしたのか何となく想像ができてしまう。

多分この時期をどう過ごしたのかが大人になっても何かを引きずるのでしょう。


私も共感したのですが、今自分の置かれた環境が鈴木先生に自分がなった気になって、後輩の指導をしている。なんかモヤモヤして答えが出ない時に答えを出すきっかけをくれる様なきがするんですね。

とにかく、何でもないかなもしてない、表現のしづらい事を考えさせて整理させてくれるのです。

このドラマ。


何でなのかな?再放送とかされないんだよね。

先生がタバコを吸うシーンが多いからか、不適切な感じのする設定があるかですかね?でもさけて通れない内容な気がするんだけどな。


ちなみに生徒役に

土屋太鳳、松岡茉優、三浦透子とかいるんだよね。みんな成長したね。