さくら猫の「もとのらバート」今や我が家の主になっています。【猫と私】 | シルクふぁみりぃブログ

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今朝は、南向きの洗濯物を干す場所で日差しを浴びて、置物みたいにくつろいでいました。

昨年の11月頃から、野良猫として旧事務所付近をウロウロしてニャーニャー鳴いていました。

 

「ボクは寒くてお腹もすいています。誰か家に入れてください!」

まるで、そう言っているかのように鳴いていたのです。

 

うちは、すでに先住犬も居て、そのワンコが喧嘩っ早いので無理と思っていました。

でも、日に日に気温が下がって可愛そうで、12月には我が家の仔になったのです。

 

当時を知っていて、久しぶりにうちでバートを見た娘が言っていました。

「あのときは『誰かお願いします』って雰囲気やったけど、今はココの主になってるね!」

 

そうなんです。

今や、我が家は彼を中心に回っているのです。

最初小競り合いがありましたが、チョビタとも仲良くなりました。

お歳のお姐さん犬のトマコには、彼が猫パンチするので嫌われていますが……。

日差しが大好きで、普段は主人の部屋の南向き出窓でくつろいでいます。

今朝は、洗濯物を干すサンルームで他の置物と並んでいました。

 

 

 

彼を診てくれた獣医さんは「だいたい1歳くらいかなぁ!」って言われていました。

 

最近の猫ちゃんは15歳くらいでも元気だったりします。

これから彼は10年以上生きます。

かわいがってくれている夫は今、74歳。

男性の平均寿命を考えたら、バートの方が長生きする可能性も……!!

(夫は猫さんとの同居は人生初めてで、彼に夢中なんです!)

 

私は平均寿命まで、あと18年ほどありバートの老後を、ともに老老介護で過ごすことになるかも知れません。

 

私は赤ん坊時代もベビー布団の中で猫も一緒に寝ていたというくらい、猫さんとの付き合いは長いです。

結婚して家を出るまで、ずっとずっと何代もの猫たちと一緒だったのです。

(母が無類のネコ好きで、我が家の横の空き地に猫が捨てられるのです)

 

昔は避妊手術もなくて、よく仔猫を産んでいました。

押入れなど、お気に入りの暗い場所をお産場所に決めて、大きなお腹を床に引きずりながら、私を呼びに来るのです。(今思えば、私は彼女達からかなり信頼されていたのですね!)

母が敷いた古タオルの上で、何匹も産む猫のお腹を私はずっとさすっていました。

オブラートのような半透明の袋に入ったまま、お尻から出てくる赤ちゃん猫を、母猫はなめてなめてキレイにして上げていました。

 

ときには弱って産まれてくる仔も居ました。

そんな仔は、おっぱいを飲む力も弱くて、数日後には死んでしまうのです。

(飲む力が弱い上、5匹くらいは産まれてくるのでおっぱいの取り合いもできないのです)

後で土に埋めてあげるため、半紙などの紙に包んで他の場所に置きます。

でも母猫は、すぐに探し出して自分のおっぱいの場所に死んだ仔を置くのです。

それは、何度も繰り返しました。

頑として死んだことを認めずに、おっぱいをやり続けたい母猫の愛情を感じました。

 

そういえば毎年、夏休みに過ごした福井県の祖母の家の猫のこと。

サビ柄の10歳の猫でした。

当時、猫の寿命は今ほど長くなくて「おばあさん猫」と言われていました。

その年の春にも2匹だけ産んでいました。

かわいがって育てていましたが、毎年夏にはもらってくれる人に渡していたそうです。

ちょうど、私が祖母宅にいる日に2匹の猫はもらわれていきました。

 

母猫が居ないときに渡すので彼女は知らなかったのです。

その後数日間は、ずっと彼女が子供を探す声で眠れませんでした。

夜中になってもず〜っと呼び続けるのです。

天井裏・縁の下、部屋の隅々まで「マーオ、カーオ」と甲高い声で呼びながら駆け回っていました。

 

小学2年生だった私は、あの仔達は「マーオくんと、カーオちゃん」だったんだと思ったくらいはっきりと「マーオ、カーオ」と叫んで駆け回っていた母猫を今もはっきりと覚えています。

必死に仔猫を呼び叫ぶ母猫の声は、今も耳に焼き付いているのです。

 

当時小学生だった私は、来年70歳になります。

私も母になって、あのときの母猫の気持がわかる時期もありました。

ワンコや猫さんから教えてもらうことは沢山あります。

いつも自然体で、素直で、優しいです。

 

自分が来年70歳になるなんて、とても信じられないのですが真実です。

(一昨日それは間違いで、もうすぐ60歳になるんだった!っていう夢を見ましたから)

 

全部を受け入れて、素直に生きられたらいいですね。

もとのらバートからも、教えてもらうことが沢山ありそうです。

 

いつも、お読みくださってありがとうございます。

 

 

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