地震のご心配をおかけしております。
広陵町も震度5ほどで報道されました。
メールやお電話でも、ご心配下さって感謝です。
ご心配をいただき、ありがとうございます。
でも、大丈夫でした!!
棚に小物の製品を置いておりますが、微動することもなくきちんと乗っていました。
ショールームの位置は一応香芝市ですが、道路を挟んで広陵町って感じの場所です。
スタッフの自宅や私の自宅は広陵町が多いです。
私はちょうどその時間はトイレタイムで、ガタッと音がして少し揺れました!
「いざ!地震だ〜〜!」
少し考えて(!?)すぐにズボンを上げました。
(逃げる準備です!)
でも、それで終わりました。
地盤の関係で、棚からモノを落ちたスタッフもいましたが、ほぼ影響なく今のところは、終わっています。
近鉄電車で通勤しているスタッフが一人いるのですが、彼女は雨でご主人の出勤に合わせて駅まで送ってもらって、早い時間に五位堂駅のマックで時間待機していたそうです。
(良かったです!スタッフ杉本ことスギちゃんがいないと、電話対応が困りましたから!)
車通勤のスタッフは、遮断器のところに電車が止まっていて迂回で遅れたりはしていました。
これから、また大きな地震が来る可能性もありますと、はっきりテレビで言っていました。
どこへ逃げたら一番いいのか?
みんなで色々考えた今回の地震でした。
身近に迫ってくる危機に、どう備えるか?
考えても結論は出ないですね。
ところで、最近毎日のように頂くメールやお電話があります。
「アンゼリカのショーツは、いつ頃縫い上がるのですか?!」
そんなご質問です。
もちろん、アンゼリカ長袖インナーやカップ付きキャミソールもお問い合わせをいただきます。
でも、その頻度がショーツが第一位なんです。
そして次がカップ付きキャミソールでしょうか。
アンゼリカの生地は正絹を使っています。
そして、セリシンがついたまま肌着にしたのです。
正絹は絹紡糸に比べてかなり高いです。
その上に染料を工夫した加工をしてセリシンが落ちないようにしています。
セリシンフィクス加工という形になります。
そして、その生地の名前をアンゼリカと命名したのです。
でも、すごい価格になってしまって……。
とても続けられない状況が重なりました。
生地が丈夫ってすごくいいことなのですが、困ることもあったのです。
セリシンが付いているのでしなやかではあっても生地自体が滑って糸が抜けてしまうのです。
最初の製品は、重ねて再度お送りして対応させていただきましたが、ミシンの最後の仕上げをカンドメにしてもしゅるしゅる抜けてしまうのです。
ホントに困りました。
最初の製品っていうのは、やはり色々あるのです。
そんな山坂をやっと、越えたところでご要望の製品が完売してしまっています。
生地だけ少し残っていますので、少し作る方向を考えています。
縫製も全然違うところで、もう続けて作ってもらうのはムリでした。
そして白羽の矢が立ったのが、うちの製品を最初から作り続けてくれている縫製名人なのです。
彼は生粋の奈良の人ですが、ラテン系の人種って感じで、いつも笑顔です!!
なかなか難しいアンゼリカショーツの試作を重ねてくれています。
そろそろ、最終サンプルになりそうです。
とっても楽しみですね
「ウェストの柔らかいパワーネットがちょうどいい感じ!」
というお声をたくさんいただいている製品です。
確かにすごくいい感じなのです。
LLサイズの私でもゆったり履けて、スマートなスタッフもちょうどいい雰囲気で履ける。
そんなショーツはマルベリーショーツやソレルショーツしかないと思っていました。
でも、そうじゃなかったんです。
最初売り出す時、
「こんな高いショーツ誰が買ってくれるのか!?」
って思いました。
きっと、誰も購入されないだろうと思っていたのです。
それが、ポツポツと出て、お試しされた方がほぼ100%って感じでファンになってくださるのです。
驚きました。
「これじゃないと、生理のときはダメなのよ!」
「このショーツを履いてから、すごくいいの!」
「もう、これしか履けないわ!」
そんなお声をたくさんいただいております。
微妙なところは閉経後の私にはよくわからないですが、確かに気持ちはいいです。
絹の価格が高騰しており、今回の生地は前に作ったものですが、もし次回生地から作るときにはかなり上がってしまうかも知れません。
正直なところ、アンゼリカをやめたのは高い製品を販売しているにもかかわらず、原価が高すぎて利益を取れなかったこともあるのです。
ホントに勝手なことでスミマセン!!
でも、生地があるかぎりは同じ価格で販売したいと思っています。
(私はそう思っていますが、スタッフの判断も入りますので多少変わる可能性も……!)
グレーの生地も少し残っていますので、そちらでも同じ製品を縫い上げたいと思っています。
ではまた、どうぞよろしくお願い致します。
いつも、お読み下さってありがとうございます。