マンガで教えて安保教授!「病気にならない免疫学」って!? | シルクふぁみりぃブログ

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安保教授
のお話はとってもわかりやすいです。
でも、私にはどうしても理解できないことがあるのです。

免疫力のことを知るために欠かせない白血球の中の顆粒球リンパ球マクロファージについて。
そして交感神経・副交感神経の役割の違いなどが、よくわからないのです。

じっくり読み込めば一瞬だけわかるのですが、次またわからなくなるという繰り返しでした……ただ頭が悪いだけかも知れないのですが……!!

今回、これならわかるかもと思って、マンガで伝えてくれる安保教授の著書を購入したのです。

図で理解するのは、本当にわかりやすいです。
顆粒球やリンパ球がマンガで擬人化して出てきてくれて、ホントに理解できたのです。

小学低学年の頃、ちょっとわかりにくかった算数を父が

「これはなユミコ、絵を描いてみたらわかるねんで!」


とプリントの裏に鉛筆で絵を描いてくれました。
わかりにくかった算数がすぐにわかって驚きました。

以来、私は何か分かりづらいときは、すぐに図に変換して考えるようになりました。

今回の「マンガで教えて!免疫学」も、その方向なんです。
す~ごく、わかりやすかったです。

苦手だった自律神経の交感神経と副交感神経のことも、私なりに理解できましたから!!


マンガで教えて安保教授!病気にならない免疫学/マキノ出版

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図解入りで、とってもわかりやすく書いてくださっています。

作中人物のアヤコさんは、先生のところへ相談に来られる一般患者さんの代表の人物を指しています。
人間ドックで末期の大腸ガンを宣告されて、あと余命半年を宣言された人となっています。

肝臓にまで転移しているので、もう手術では治らないという設定です。
一般的に考えたら、絶望的に見えますが安保先生にとっては、何でも無いことらしいのです。

では、それをどのようにして治していくのか!?
それが、順を追って、詳しく描かれているのです。

医学は難しいので素人にはわからない!というこれまでの古い慣習を完全に覆して、みんなに少しでもわかりやすく知って欲しい活動されている安保教授です。
本当に感謝ですネ!!
読みやすいので、私は何度か読み返しました!!

そして免疫力がどれほど大切なものか、重ねてよくわかりました。

外科的な部門においては人間が化学・科学の力でするべきことが、確実にあります。(骨折やケガ、ヤケドなど)

でも、内科的な部分においては、本来持っている免疫力を最大限に活かす方向が一番安全で必然的な気がするのです。

抗がん剤を一概に悪者扱いはできませんが、確かにガン細胞と共に免疫力も一緒に消滅させてしまうことには疑問があります。
一旦ガン細胞が小さくなったとしても、免疫力が著しく低下してしまっていると、すぐに再発してしまうことは自明の理です。

ただ、私の周りには抗がん剤を用いて、キチンと寛解(一般的にガンの治癒を指します)された方もおります。

ガンの種類にもよりますが、今著しく増えている大腸ガンなどは3年ごとにキチンと内視鏡検査しておけば早期発見で大事には至りません。
内視鏡で調べるときに、小さなガンなら難なく切り取ってしまえるからです。

自律神経をわかりやすく言うと、全身の細胞をまるでオーケストラの指揮者のように調整してくれるシステムだそうです。
その調整力は血液中を流れる白血球にまで及ぶということです。
(安保教授が発見した「白血球の自律神経支配の法則」があります)

交感神経は細胞を頑張らせる。
副交感神経は細胞を休息させる。

それを絶妙なバランスで、調整してくれるのが自律神経だということです。
人間は、というか生物はみんな、その体内に無限の宇宙を持っているくらいの感覚でそれぞれが過不足無く仕事をしてくれているのですね。

その素晴らしい自律神経の調整を邪魔するものは……!!

◎ストレスの過剰 
◎リラックス過剰(過食・運動不足など)

なのですが、ストレスの過剰がダメっていうのはわかりますが、リラックス過剰がダメっていうのは不思議ですね。
それについては、読めば「そういうことかぁ!」って分かるのですが、今の私に説明はできません……!

ミトコンドリアの大事な役割についても読みました。
本当に身体は完成された宇宙だと感じます。

免疫力アップのコツは!?

◎積極的に身体を温める。
◎笑うことが大切。
◎ゆったりと入浴。
◎食物繊維を採る。
◎早寝早起きなど。

安保教授は世界的な免疫学者です。
でも、マンガの中では、普通のおじさんって感じで、おもしろおかしく描かれています。
読んでいて、普通に笑ったり楽しかったりしました!!

「自分自身の体の声を聞く」ということも書かれています。
例えば「今、快適だよ!」という体の声は

◎からだがポカポカする。
◎食事がおいしい。
◎目覚めや排便後の爽快感など。

ということです。

「もう食べないでいいよ~」
と体が言っているのに、美味しいモノがあると、つい食べ過ぎる自分にも、体の声を聞くことを伝えたいです。

過剰な医療が病気の治りを妨げたりしている現状についても書かれています。
それは本当にいろいろな場面で思います。

そのほか、マンガを描いた赤池キョウコさんの体験なども色々紹介されています。
医療では治らないと言われた難病の潰瘍性大腸炎や、悪性脱毛症、重傷の花粉症を克服した体験があり、その内容も興味深かったです。

また、お時間がありましたら、一度目を通されたら、きっと免疫力について理解が深まるかと思います



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