以前、ネパールのパシュミナストールを扱わせていただいたことがありました。
(アップするなり、一瞬で売り切れましたが、たくさんの方に喜んでいただきました!)
知人にネパール人の方がいて、彼を通してお願いしていたのです。
世間でパシュミナと言って売っている製品で、本物はごくごく一部だと言っていました。
彼は、日本ではしがないサラリーマンでしたが、故郷のネパールではかなりの家柄の人で、同行すると道行く人がみんな彼に向かって頭を下げてくれました。
彼が依頼する工場はヨーロッパ向けの製品ばかり織っている工場で、ディオー○などのラベルをつける製品の中から選ばせてもらいました。
でも、そこだけ製品が少ししか無いのです!
それ以外の工場では、パシュミナストールが天井まで積み上げてありました。
日本の有名高級百貨店へ送る製品も、たくさん作っている工場から出荷となっていて、彼は心配していました。
その後、新聞で偽物のパシュミナストール騒ぎで、その百貨店も名前も出ていて、彼の心配は現実のものとなっていました。かなり前のことですが!!
「パシュミナ」は高地に棲息するカシミヤヤギの胸のあたりのほんの少しの毛だけ、そう呼べるそうです。
量的には、本当に少ししか採れないらしいのです。
なのに、天井まで積み上げて、それがパシュミナストールだなんて、絶対にあり得ないそうです。
現地でもパシュミナストールは値段が高くディオー○価格は15万円くらいだということで、大量には出回っていませんでした。
私はリングストールと呼ばれている、このカシミヤ系のストールが大好きです。
リングストールの意味は、170㎝×60㎝くらいの大判ストールがなんと、人差し指と親指で作るリングの中をスッと通るから言われているのです。
薄くて、空気のように軽いのに、羽織るとセーター1枚着るよりも温かかったりしました。
泉州の毛布会社で、この毛布を見たとき、感動しました!!
パシュミナストールを思い出したのです。
懐かしい~~~!!
縦横の糸、両方がカシミヤ100%なのです。
普通一般に販売されているカシミヤ毛布は、縦糸がレーヨンとかウールとか使っています。
それが、この毛布はブラウンカシミヤ、そのまんま無染色のカシミヤのみで織り上げてあるのです。
すてきな深みのあるブラウンです。
この毛布も国産繭毛布と同じように「10万円以上で売ってや~」と言われました。
でも、でも、こんなに良い製品は、是非多くの方に使っていただきたい!
そう思うのです。
なので、検討の結果39800円で販売しようと思います。
高価な製品で発注してから縁縫いをする感じで、今回は少ししか出来上がってきておりません。
また、「泉州だんじり」が終わったら、縫ってくれると思いますので、順次販売できるはずです。
到着して、撮影時スタッフが触って、みんなが一様に
「ウヮ~!!」と声を上げていました。
すごい柔らかさ、ぬめり感、とても言葉にできないのです。
空気のようにフワッと軽い!
生地的には、そんなに厚くないのに、この温かさ。
「手で触るだけで、幸せになる毛布やなぁ~♪」
それが、この毛布の特長を全部言っているかと思います。
サテンのツルツルした冷たさもなく、綿ブレードのごわごわ感もなく、カシミヤでくるんであるのです。
本日できあがってきたので、急なのですが、本日午後2時にカートが開きます(*^^)v
カシミヤ100%毛布 39800円
また、よろしくお願いします!!