みんな大好きグロース株が全く上がりません。グロースの「グ」なんて口走った瞬間に、完全な負け組。

 

 

一方、新興株中心で同じような意味合いで語られるナスダックは絶好調。

 

 

さてこの違いはどこからくるのでしょう?

 

ざっくり調べてみたところ、

決定的な違いはないのです。

 

但しグングン伸びて行くトップ企業には大きな差がある。つまり日本にはエヌビディアのような凄まじい企業は存在しない。

 

よく言われるように、指数全体で見ればナスダックは上がっていますが、それを引っ張るのはほんの数社。ほとんどがボロ負けしてる企業ばかり。

 

日本も同じで、決して全てが全てボロ負けしているわけでもなく、調子よく上がっている企業はいくつかはある。でも規模が小さいので、指数を引っ張り上げるパワーがない。

 

また、調子のいいグロースはどんどんプライムに移っていくので、有望株はそこに集中する。だからプライムは4万超えの大盛況。取り残されたグロースは掃き溜め状態。

 

学習した日本人はグロースを手仕舞いして、プライムやアメリカのETFとか投信を買う。学習しない日本人はいつまでもグロースに執着し、凝りもせず個別株で一発を狙う。いつかは小型に資金が回ってくることを夢見て。

 

 

それでもまあ、グロースの中でも良い会社を厳選して買っていればいいだけのことですよ。指数に振り回されるとロクなことはない。

 

例え10戦1勝でもそれがテンバガーになれば負けないのです。アメリカ株なら20戦1勝くらいでもエヌビディアさえ握っていれば、それだけで勝ち組になれるかも。ちょこまか売買しないで、超長期目線で。

 

 

さて、そんなことより東京都知事選の投票日です。ここで自民党が推す現職が敗れるようなことがあれば、これはいよいよ地滑り的に政権交代待ったなしかも知れません。

 

世界中の選挙で政権交代を目の当たりにしている今、そういうのも本当に現実味を帯びてくるかも。自民党をぶっ壊した岸田さんは自業自得かな。