いろんな人が書き始めてますが、この準国営企業2社の株価推移は、比較して見る必要があるようです。個人の思惑以上に国の思惑が作用するからね。業績だけで判断するのは危険、ナンセンス。外人さんはそのへんをちゃんと見ている。

 

JTは10年周期で大きなうねり。苦節10年を経て只今高値挑戦中。バラ色の未来はすぐそこまで来ている。

 

 

 

一方、NTTの長期上昇相場は終焉を迎え、完全にダブルトップで見通しは暗そう。この先何年低迷するか、相当な覚悟が必要。

 

 

 

 

そしてくすぶり続けている、NTT法の改正による政府保有株の売却。

 
 
外国勢力の乗っ取りに警戒しながらも、防衛費財源は作らなければならない。政府保有分は5兆円あるそうで、NTTが自社株買いする毎に、その分を売りさばいていく方針。これじゃ株価は一向に上がらない。
 
昨年、意表を突く25分割して、多くの素人投資家の資金を集めることに成功した。
今、株価が下落基調になったとしても、NISAで買った分はなかなか売れない。配当利回りは良くなるので、個人はそれで納得させられる。
 
政府はそもそも個人を儲けさせようなんて思ってない。個人のお金をいかにして巻き上げるかに知恵を絞って、NISAを拡充した。
新NISAの人気ナンバーワンにNTTを仕立て上げたのこそ、まさに国策、政府の勝利。
 
新NISAの拡充とNTTの25分割は完全にセット、リンクしていたのですよ。私はそういう、人に乗せられるのが大嫌いなので、最初から一切、NTT株には興味がなかった。たとえ将来性抜群な株だとしても。