応えは簡単、

 

残業手当がつくからでしょう。

 

残業代が出なかったら、残業する人なんて激減するのは当たり前。

 

この辺のかじ取りは難しい。長時間労働が問題となるトラック業界なんかは、対応に苦慮している。ドライバーは健康も大事、収入も大事。

 

 

前の会社では「月の残業代支払いは60時間まで」という運用をしたことがあった。もちろん、それ以上働く人はすぐに激減。

 

能力のない、仕事が遅い人ほど残業代がかさむ。会社としてはこれは見逃すわけにはいかない。しかし多くの人たちは生活残業する。そして「社畜」などと、無理に肯定する。

 

残業とは仕事が出来る人がするもの。

 

会社への貢献が認められた人は、どんどん管理職に登用されていく。「残業代がなくなるから管理職にはならないのさ」などとほざいてる人間にはロクなのがいない。

 

時間に縛られてチマチマ残業するより、管理職になって自由にお金を動かしたり自由に時間を使うほうがどれほど楽か、分かってない。

 

年功序列、年功賃金は徐々になくなってきたが、アメリカのような「年俸制」にはほど遠い。それでも、セコく残業代稼ぎなんかしてる人間は、遅かれ早かれ淘汰される。だんだん能力重視、実力主義の世の中に変わっていく。

 

 

昔から自分の回りでもセコい人はいっぱい見てきた。土曜日に会社近くの公園で仲間内で野球をやってると、それを見にきただけで、朝夕、タイムカードを押してるとんでもないバカ。

 

今年から完全週休二日制にした今の会社でも、用もなく土曜出勤を続けるバカがたったひとりいる。このバカをどうしようか、作戦を練っている。

 

この3月に定年退職した営業マンは、退職金どころか、会社に百万くらい払って辞めていった。会社の営業と並行して、個人的営業をしていたのを会社だって把握している。会社に損害を与えている証拠を突き付けられたら文句は言えない。

 

お金に汚い人は人間の価値が下がる。