中央競馬のトップジョッキー、藤岡康太騎手が、6日の阪神競馬で落馬し、10日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。

 

長年、競馬を見ていると、このような悲しい事故に度々遭遇します。数年前、落馬事故が引き金で後藤浩輝騎手が自ら命を絶った時以来の大ショックです。当分競馬を見る気にはなれません。

 

喪に服します。神田沙也加ちゃんが亡くなった時と同じです。多分1年くらい。

 

 

私も若い頃、馬に乗っていたことがありまして。落馬して病院に担ぎ込まれたことがあります。頭を打って完全に記憶喪失。ここはどこ? 私は誰? の世界。

 

でも1日、2日と経つとだんだん思い出してくるんですよ。脳波には異常なかったみたいで、そのうちに完全回復。

 

 

競馬の騎手とか、競輪選手とか、競艇選手とか、職業として命がけで戦ってる人たちがいます。度々死亡事故も起きます。名誉の殉職です。

 

働きもしないで、のうのうと金コロガシをしている皆さんが大金を失ったからって、決して命を取られるほどのものではありません。

 

職業、個人投資家とかデイトレーダーとか、あるいはFIRE民を名乗ってるような人たちを私が笑っちゃうのはこのためです。

 

どんな仕事も命がけです。ドライバーも命がけ、ただの会社員だってどこでどんな事故に巻き込まれるか分からない。高所作業ばかりしている私も、結構命がけで働いている。

 

仕事場は常に戦場。業務内容もそう、人間関係もそう。正社員だろうがパートだろうが、その大変さは変わらない。皆、ストレスを抱えながら生きるのに必死。

 

 

高校生の頃、初めて彼女と見に行った映画↓

 

私の原点はこれです。何十年経っても変わらない。

 

 

脳内に野性が残っている人間は、決して楽な方向には向かわない、軟弱には生きられないのです。

 

 

思わず口が滑って辞職した静岡県のバカ知事は、肉体労働者なんて県庁職員より下と見てるんだろうな。

 

こういう頭でっかちというか、権力と金を持ってる人間が勝ち組になる世の中は、本当におかしいよね。体を張ってる人たちのありがたみを全く分かってない。