私は元々出張族で、たまに会社に戻ると回りの男性社員とは「見る世界」が違っていることを何となく感じていた。
そのかわり派遣のお姉さんとか掃除のおばちゃん、受付嬢、電話交換手(古い!)に至るまで、どこの誰よりもすぐに仲良くなる。これは人間の特性だから仕方がない。
〇〇くんはたまにしか会社に来ないのに、どうしてすぐ女の子と仲良くなれるの? はっきり言ってズルい。
とよく言われていた。言葉がろくに通じない外国人女性を口説いたりしていたから、そういうセンスが知らないうちに磨かれていたのでしょう。
今でもたまに会社に行くと、パートのおねーちゃんの邪魔ばっかりしている。
話題なんか何でもいいんですよ。「ちゃんみなって知ってる?」とか。
そうすると次会った時、向こうから「ちゃんみな、うちのダンナ知ってましたよ」と会話がつながっていく。
そんなどーでもいい話をしながらも、気持ちよく働いてもらうために、いろいろ会社として気を使ってるんですよ。不平・不満・愚痴とか聞きながら。
河合薫さんって知ってます?というか覚えてますか?
1990年代に久米宏のニュースステーションでお天気キャスターをしてた人。
最終的には東大の大学院まで終了している。
その河合さんの最新著書「働かないニッポン」
偉そうなことを言うと、何から何まで私の考えてることとほぼ同じ。
FIREを目指してる人も、FIREをしてしまった人も、仕事が好きな人も嫌いな人も、この本を読んでもう一度、自分の人生を見つめ直すといいんじゃないかな。
働くことがどれほど素晴らしいことか、働かないことがどれほどつまらないことか。
労働意欲が145カ国中最下位の日本国民にいくら言っても、響かないですかね。
エヌビディア決算は(私の目には)ほぼ無風通過。数日前の株価を乗り越えて、どうなんでしょう?あまり加速し過ぎないほうがいいと思うけど。
それを受けて日本市場も史上最高値更新と大騒ぎですが、大型株主導のいびつな相場になってるからね~。マスコミの雰囲気に踊らされ過ぎると、後の反動が怖いかも。
私はとくに何もしないでじっと見てます。ジタバタするのは返って逆効果。