最近、藤本茂さんの本が売れてるようですが。
私の世代ではこのじーさんより圧倒的に有名な清原達郎氏も、3月1日に本を出すようです。
細かい説明は省くとして、今から20年前、2004年度の高額納税者番付↓
第9位の吉田照哉さん、知ってますか?
簡単に言えば、北海道の競走馬生産の牧場主ですよ。
私がよく、株式投資も競馬も似たようなもん、と言うとムキになって反論してくる人がいますが。 株とギャンブルを一緒にするな!って。
昔、ひと口馬主の世界では7割保障というゆる~いルールがあったんですよ。競走馬なんてまともに走るわけないから、未勝利に終わった場合は7割くらいは返金しましょう、という暗黙のルール。
しかし財務省から待ったがかかって、そのシステムはいつしか廃止に追い込まれた。金融商品なんだから、保障なんてシステムはダメだ、って。
だから今、100万の馬に出資して1勝も出来なかったら100万、丸損。
競馬民はそういう厳しい世界で生きている。
一方、株の世界では負けても損益通算とか、信じられないシステムがまかり通っている。あきれて物も言えない。
競馬では100万馬券で負けても、それ以上損失が増えることはない。
株では100万で空売りして、万が一踏み上げられたら、いったいどこまで損失が拡大するか想像もつかない。
いったいどっちがギャンブルですか?
世の中の人はギャンブルの意味を取り違えてる。
株式投資とか、お金のことばっかり考えている人こそ、ギャンブル依存症。