新NISAが始まって世の中の多くの人が、「オルカンだ! S&P500だ!」と、いわば外国株に投資の目を向けています。
それは確かに間違いではないのでしょう。確率的に、おそらく一番堅実に資産を増やしていける理想的なやり方。
見識のある人は皆、同じことを言います。
「新NISAの意味・・・それは年金システムはいずれ破綻するので、これからは自分で個人年金を作って下さい、という政府からのサイン」
私が思うのは、それをなぜ、政府自らがやらないのか?
国だって当然、年金の運用は行っている。それならば個人にやらせないで、国としてオルカンやS&P500に投資すればいいんじゃないのか?
よく日銀のETF買いとか為替介入とか、そういうのが話題になりますが、日本国として外国株を買うことは想定してないのか?
また、タンス預金を引っ張り出すことが目的だった政府としては、個人がどこに投資しようが、そんなことはどーでもいいのか。日本からの資産流出は問題ないのか?
以前、女子大生ゆうこりんが関西のテレビで「国の陰謀論」を話してましたが、確かにその通りなのです。なぜ国が率先して運用しないのか。個人に頼るのは何故か?
本当に国の陰謀があったとして、次に政府が打ち出してくる奥の手は?
株式の譲渡益課税の税率アップか。
はたまたみんな大好き損益通算の廃止か。
すでに新NISAで予行演習は済ませているから、国民の抵抗は薄いかも。そこが狙い?
私が総理大臣だったら両方やりますよ。新NISA拡充と引き換えに。
税金を逃れることしか考えない、平和ボケ日本人にはそのくらいやって丁度いい。
新たに株式投資の沼にはまってしまった皆さんは、結局政府の思うツボかも。
アメリカ雇用統計を受けて、早期の利下げ期待が遠のき、金利が急上昇。
本来なら株価は下のはずなのに、なぜか指数は上に向かってます。
でも騙されてはいけません。相場を引っ張ってるのは、エヌビディア、メタ、アマゾンなど、ほんのごく一部です。ユニクロ以上に悪質。
今、買い向かうのは危ないと思います。
(ただ私がそう思ってるだけなので、気にしないで下さい)