今日も投資とは全く関係ない話を書きます。

若い人には何の話かさっぱり分からないと思いますが。

 

忘れもしない二十歳の夏、そこそこ大きいクラブで順番に歌を歌う機会があった。

私が歌ったのが、八代亜紀の「舟歌」

十八番だった。みんな目を丸くしていたのを今でも覚えてる。

 

小柳ルミ子、南沙織、天地真理。人気はアイドル三人娘だった。

マセガキの私は、ど演歌、八代亜紀、藤圭子だった。

生まれて初めて買ったレコードは、藤圭子の「命預けます」

 

藤圭子は宇多田ヒカルという天才を遺した。

八代亜紀はひたすら歌い続け、誰も届かない遠いところまで到達した。

 

 

Youtubeを検索すると、藤圭子の「舟歌」が聴ける。

これはこれで鳥肌が立つ。泣ける。

 

小柳ルミ子が自分のライブで八代亜紀を追悼し「舟歌」を歌ったそうだ。

聴いてみたい。それだけで行きたくなる。

 

藤圭子の元夫、前川清は馬主として「コイウタ」でGⅠレースを優勝している。

その11歳も下の妹が「フナウタ」

 

フナウタは競走馬を引退し、今年初めての子供がデビューを迎える。

 

 

藤圭子が亡くなり、八代亜紀が亡くなっても、「舟歌」は私の心の中に生き続ける。

 

先ごろ亡くなった逃亡犯、桐島聡は「内田洋」という偽名を使っていたそうだ。

内山田洋とクールファイブの名曲「東京砂漠」の歌詞に思いを寄せていたのかも知れないね。

 

あなた…あなたに めぐり逢うまでは
そうよこの都会(まち)を 逃げていきたかった