ねずみの三銃士 第4回企画公演 獣道一直線!!! 公式HP
(作)宮藤官九郎 (演出)河原雅彦
(出演)生瀬勝久 池田成志 古田新太 山本美月 池谷のぶえ 宮藤官九郎
11月22日 ロームシアター京都 メインホール
1月末以来の観劇で開演前かなり緊張しました。
会場の感染予防対策は徹底されていましたのでそこは安心です。観にきている方もしっかりしないといけませんと改めて思います。
実際に起きた保険金殺人事件をモチーフにした愉快痛快不愉快なお芝居。
決して美人とは言えないどこにでも居そうな地味な女性が男達を手玉にとり保険金目当てに殺人したという事件。覚えています。
始まって生瀬さんの顔を見た瞬間涙がじわぁっと(:_;)
でもすぐ笑っちゃいました。沢山笑ってきました。
殺人犯役・池谷のぶえさんの吹っ切り具合が圧巻でした。のぶえさんというと「ほんわか」というイメージを持っていたのですが、いや~艶めかしい。素晴らしいです。
山本美月ちゃんの可愛い&毒っぽさが楽しそうです。
美月ちゃんの6年前の初舞台観に行きました。(早乙女太一君の相手役だったので)その時は、正直・・・ちょっとな・・って感じだったんですけど、そんな不安もなく観れましたよ。
いつもは脚本だけのクドカンさんが今回は俳優として舞台に立ってるのを見れて良かったです。元気になって良かった。
生瀬・池田・古田のねずみの先輩達のエネルギーは凄い。
生瀬さんの某大物芸人の真似が可笑しくてツボでした。
古田さんは美脚だな~
成志さん、いつも通りの姿を見れてホッとしました。
このコロナ禍の中、俳優さん達の厳しい現実とかを笑いに変えたりして演じているのを見て、
自分も日頃の不安、不満とかを忘れてとっても楽しむ事が出来ました。
全てに元気もらえました。
俺達がやりたい事、出来る事を奪うなーという叫びの様なラスト。
そしてそれをクドカンさんが書いたと思うとゾクゾク、ゾワゾワします。
嫌な~、あー怖っ!なラスト。これがねずみの三銃士!帰ってきたなって感じで震えました。
がおー