舞台 鳥の名前
(作・演出)赤堀雅秋
(出演)新井浩文 荒川良々 赤堀雅秋 山本浩司 根本宗子 松浦祐也 井端珠里 飯田あさと 水澤紳吾 村岡希美
8月11日 ザ・スズナリ
ダメ人間達の一歩と見えているのか見えていないのか微妙な希望。
人間はイライラ・モヤモヤを抱えて生きている。
共感出来る部分が沢山ありました。
そして変に可笑しくてニヤニヤ、ワハハハ。
(強制的に)夢を語るシーン。
身近な事、少し大きい事。夢はない。人それぞれ。
「鳥の名前は人間が勝手に付けたもの。鳥自身は自分が(例えばすずめ)だと思って生きていない。」
この台詞が何となく残っています。
スズナリはとても小さな劇場で、ぎゅうぎゅう詰め。だからなのかな、極限状態を少し感じました。そして舞台上の人達の極限を観るという状態に笑っちゃいました。笑ってはいけないんだけど笑っちゃう。
新井君が演じている金子は何をしている人か分からなく少し不気味だけど、憎めない。淡々と細やかに。
生で彼のお芝居が観れて感無量でした。
水澤紳吾さんがとても強烈でした。水澤さんは南朋さんと同じ事務所で皆さんお勧めの役者さんなので、観るの楽しみにしていました。そうね、怖かった・・・
良々さんは、登場からインパクト大。ジワジワきました。笑いました。
班長さんこと山本浩司さん。この中ではいたって普通な人。あ~班長さんだ~!って思いました。(なんのこっちゃ)
彼女とのシーンがとてもリアルでした。
虚言癖のある女性、村岡さんが演じた金森明菜。(クイズ当たった人いたのかしら?)
嘘がばれると開き直り。あそこまで開き直られると気持ちいいけど、暫くしたらとっても悲しい。
スナックで、まずそれに触れずに金子が飲みましょうと誘うところ本当に良かったです。
狭い空間でのとっても濃いお芝居でした。
2万円で始まって2万円で終わる。これ上手く繋がってたなぁ。
新井君の最後?の舞台が観れて良かったです。
(パンフレットに舞台をやらない理由が書いてあって納得するものだったし、この人は映画を心から愛しているのだなって感じたのでやはり最後なのかな)
早乙女太一君が観に来てたって。全然気付かなかった。
勝地涼君、坂井真紀さん、きたろうさんは気付いたんだけど・・・
どの辺で観てたんだろう…なんで私気が付かなかったんだろう(ノ_-。)
でも同じ場所で同じ時を過ごせたということで嬉しいです。
太一君の感想聞きたいな。
終了後、新井君にサインを頂きました。握手も。感謝。