炎です。

本日もホテルロビーで10時半に待ち合わせて稽古に向かいます。
稽古はだいたい11時から20時まで。
これは昼夜の車の渋滞を避けるためなのですが、気温も暑いしどこにもいけず、
結構ハードです。笑
こちらに来てからなかなかまだ生活が確立せず、いつ他の仕事をしたらいいのかうまくスケジュール感が掴めず、
お酒を少し飲んだら夜中まで眠りこけてしまうこともあり、日々がすごい勢いで進んでいきます・・・。

スタジオでは通しを二回行いました。
一度目をビデオにとって、また見て再度通し。
今回は私も出演しているので、正面から見て、気づいたところのメモをとります。

休憩中



2回目の通しでは近所の子供たちが10人ほど遊びにきました。
最後まで集中して見てくれたわけですが、終演して彼らが帰る姿を見送ると、
どうもこの芝居はクオリティより知らない文化をしっかり子供たちに届けることに終始するべきだなとぼんやり考えました。
1か月前まで、世田谷シルクは「春夏秋冬」を上演していました。
この稽古は2か月半の時間を費やしたのですが、
今回は前回8月に渡印して2週間ほど、そして今回の稽古が約10回未満。
費やす期間も回数も、格段に少ないのです。
けれどここで本公演と同じクオリティを求めるのではなく、インドの子供たちに見たことのない景色を見せてどこかの記憶にひっかかるような思い出になればと改めて目標を再確認した次第です。

私も子供の頃、あちこち連れていってもらい、たくさんのものを見たり体験しました。
今覚えているのはほんの一部ですが、その楽しいことに直面した瞬間のわくわくは
いまだに忘れません。

インドでは、まだ外国人がとっても珍しい国です。
ですから、糸あやつりの人形や、劇中にでてくる紙風船等も、
とてもめずらしいはず。もっともっと新しいものをみてもらって子供たちにわくわくしてもらったり喜ばれたいな、
そんな風に感じました。

スタジオで働いているおじさんたち



明日はホリー祭カラーフェスティバルという狂気のイベントがあります。
町中で色粉を掛け合って神様を崇めるのですが、
本日もすでに粉まみれの派手なゾンビのような人たちが街を徘徊していました。
私たちは、危ないので稽古はなし、外出は基本禁止。
おとなしくホテルで過ごします。
どんなお祭りかは、カラーフェスティバルで検索してみてください。
みんなとんでもないことになっていますよ。

前日から外に出るのが怖いので、ルームサービスで夕食をとりました。




ではまた。