浮遊、そして溶解、浮遊妖怪
未だ頭くらくらして非現実の砂漠、いや密度濃い雨森を彷徨ってるようだ
湿度たかい妖気は僕の頭蝕んで頭上からは得体の知れない内容物を含んだおなかのおおきな蜘蛛がおりてきて僕の頭にしがみつく
毒牙は僕の頭を貫通し毒液は無尽蔵に注入される
その感触のなんと耽美なことか!!
あまりに凡庸でありきたりな変調のない自堕落な生活に終止符をうつそのすばらしい毒液の恩恵にあずかれる瞬間がいままさにおとずれる
魂は体から抜け雨森の霧となって消滅する
僕の体は腐り朽ちてゆくだけ
ただ朽ちてゆくだけ
ただ腐り消えてゆくだけ