忌臆がうすれないうちに記しておこう
今日は俺の記念すべき誕生日
昨日は素敵な方が俺のためにいろいろ下準備をしてミステリーツアーに誘ってくれた
それはそれはとても愉快で、優雅で、浮遊して、灼熱で、冷淡で、じつに狂気じみた不思議な一日であった
俺にこんな人並みな誕生祝いをしてくれるなんて!!
熱にうなされた悪夢のように、はたまた夏の熱帯風が運んで来たひと夏の幻のように、幻想的で儚い夢のようなひと時はあっという間に終わってしまった
しかしこの日の思い出は俺の心に深い傷を残し、生涯頭に刻み込まれるだろう
そしてうれしいようなかなしいような、そこはかとない感情を携えて、記念すべき誕生日が静かに終わろうとしている