神戸の晩秋①猫と公園、おじいさんおばあさん。 | サイレントルーツの実

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民族楽器とともに語る昔話への道・先住民の方々との日々。
淡路島移住生活・母子疎開支援

ここ、神戸は朝晩、寒暖差が激しくなってきました。

私は最近日の出前に起き、近くの公園に行って体操してるんですが


↑このように紀伊半島から昇ってくる太陽が見えるのです。
ん~、生きる力湧いてくる!!

そこの公園は高齢者さんらが朝集まって体操、猫の世話をしています。
狭い家の中で飼うより、ここで飼ったほうが健康的なんだ、と。

猫を通じてちょっとした高齢者さんらの社交の場にもなっています。
ちょくちょくこの公園に通っていたので私は皆さんとも顔なじみ。

「阪神淡路震災で住みなれたところからこの公園の側の公団に移動、
元のところには生まれた時からの知り合いも多かったけど、家潰れちゃったから
仕方なかったんだよね。。
団地ではつかず離れずの付き合いなんだ、団地だから気まずくなったら生きにくいでしょ、
たぶん死ぬまでここにいるんだろうから。
公園のこういうつながりがちょうどいいんだよね。公園に来て元気もなるし。
今一人だから、猫が生きがいよ」
私はなぜか高齢者の輪の中に気が付いたらいて、なぜか身の上話を聞くことになることもしばしば。
にこやかにみんなで笑ってる姿を見て、こういうつながりすごく大切だなぁと思っているのでした。
今神戸市では被災者アパートの住人を神戸市が追い出しにかかっていて。
被災した方々も高齢になってきているので、高齢になってからの移動はこういうつながりもすべて絶ってしまう。

笑い合っている姿が写真のように心に残りました。