この間の夜のこと。
人との打ち合わせで自宅に帰るのが遅くなってしまい、急いで帰宅。
子供(10歳)の晩ごはん急いでつくらなきゃ~と、台所の机を見たらゆでたうどんが。
「これは?」と聞くと
「うん、それ、お母さんの」
と寝転んでテレビを見ながら答える息子。
「まさき(子供の名)、おなかすいてないの?」と聞くと「うん。もう自分で作って食べた」
こんな日がやってくるとは。(思っていたより早かった)
感涙。
今の時代、ましてや、なまず女の私、いつぶっ倒れて家事ができなくなるかわからないので
自分で簡単なご飯(ホットケーキ)は作れるように教えておいたのですが、うどんは教えたことがありませんでした。
まさきは赤ちゃんの時から台所が大好きでぐずっても台所に行けばご機嫌、と言う子でした。
三つ子の魂100まで、今もそれは変わらず私が台所でご飯を作っていると良く側にいます。(時々それが非常にうざい)
よく見てたのね、親の背中。
まさき、いつの間にかやるじゃない。
と思いつつ心のどこかにすきま風が。
るーるーるるるー(八代あき、だっけ。さびしい曲です)
うれしい反面、
そんなに急いで大人にならなくてもいいからね~まさき。(その夜寝てるまさきを抱きしめた)
と思わず心の中でつぶやいてしまう複雑な親心なのでした。