またも救助 | サイレントルーツの実

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先住民文化と歩く毎日のつれづれ。
食・子育て・自然農・鉱物や菌類。癒し。語りべ。
民族楽器とともに語る昔話への道・先住民の方々との日々。
淡路島移住生活・母子疎開支援

昨日は子供と井の頭公園で一足早いボートの上での花見。
ユカリおにぎり、りんごのナッツ煮、お茶を持ってボートをこぎこぎ。
優雅に笛(ミニ縦笛)を吹き鳴らし、桜の花を堪能しました。
子供は「いせや」のひな鳥の焼き鳥、私はとうもろこし焼きをほおばり
「きれいだね~」
「いい香りだね~」(池の上のさくらの花が手が届くところにあるのでクンクンしてみたら
ほのかな香り)
とのほほんと春休み。


とここまでは良かった。


ボートから降り、近くの売店の側を通り過ぎようとしたらば。
またもや倒れている、おっちゃん。酔っ払い風。
見れば若者が抱きかかえている。
「またか」

一ヶ月前も西友で目の前でおばちゃんが倒れ、救助することになったり。

なぜかそういう場面に出くわしてしまうのです。

21才の時に母の脳血栓を察知し救急車を呼んで助けてからというもの、家族血縁や友人たち・見知らぬ人々

までなぜかそういう場面に出くわします。

なので慣れっこなのですが、意表をつくように予期していない時に出くわすので勘弁して欲しいなと正直なところ思っています。


今回、子供も一緒だし、そのまま無視して行こうかなと一瞬思ったのだけれど
どうもおっちゃんの様子がおかしい。頭を打って出血している。
思わず話しかけてしまった。
救急車は呼び、待っているところだと若者は言う。
周りには人がいっぱいいたが誰も知らんぷり。というか桜の花に浮かれて気がつかないらしい。

側には彼の彼女らしき女の子がじっと見守っているだけでした。


しゃーないなと内心思いながら、脈を見、失禁してないかチェックし、顔を横に向けさせて、ベルトを緩め、倒れているおっちゃんに話しかけ。
公園の管理人さんたちもきたけれど、慣れていないのかオロオロ。
救急車からのタンカの誘導と毛布を持ってきてもらうよう指示して若者と一緒におっちゃんをなだめていました。(おっちゃんは起き上がろうとするので)
救急車と救助員が来た段階であとは若者に任せて(最初の状況を知っているのは若者だけなので)帰ってきました。


その帰りの電車。吉祥寺駅で電車に乗ったとたん。
人が線路内に立ち入ったとかで緊急停止。
以前電車に飛び込もうとしていたおばちゃんを駅員が止めている場面に出くわしたことがあって。
その時のおばちゃんの叫び声「死なせてぇ~!」の絶叫を思い出してしまいました。
今日はチャレンジが色々ある日だなぁ。と思いました。


すぐさま心の中で
「オムシャンティ(平安あれ)
(ここはインドのマントラ。全てのものに平安が訪れるように、私の心に平安が訪れるように、との意味のマントラ)
オムシャンティ(平安あれ)」。


これはハワイのオ・ポノポノ的。というかそのもの。
不思議と自分の中で心の動揺がおさまったと同時に「無事救助されました」のアナウンス。
偶然でしょうが、何だかほっとしました。


「人生色々あるけど、話が出来る人と出会えればいいね。その役って駅長さんとが多いのかもね」と
子供と話しつつ家路につきました。


不思議な日だなぁ、と思ったら新月でしたね。

今日27日深夜1時06分、オンタイム新月。

びったり新月パワーの中でのことでした。(前12時間後ろ12時間が新月パワー時間)

旧暦では3月1日。春分が過ぎた初めての新月は先住民世界では新年みたいなものです。ついでに占星術の12星座の最初の始まり、おひつじ座だ~。

ちなみに牡羊座新月のテーマは、新たな始まり・自分を見つめる・純粋さ・本物・自己発見・独立・勇気・悪癖を断つです。さらに昨年11月に山羊座に冥王星が入ってはじめての占星学上の新年みたいなもんです。



昨日のことは流れに乗っているようです。

何かが始まるみたいですね。

昨日のことは心(感情)の波に流されるのではなく、スイッチを入れるように自分の魂とつながる、チャレンジだったように思います。

(皆、感情でもなく・肉体でもなく・魂というか平安?愛?調和?生かしあうもの?うーん、言葉に出来ない。。。そういうものなのかなと思ってます)

ひとまずはやりきったかな。(良し・悪しはともかく)

または洗い流されたか。



何はともあれ。

おっちゃんが、線路に入り込んだ人が、暖かい手に囲まれて幸せでありますように。

そこに関係した人も和やかで暖かい手に囲まれて幸せでありますように。

私自身は、これから一年が楽しみです。