またも救助 | サイレントルーツの実

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先住民文化と歩く毎日のつれづれ。
食・子育て・自然農・鉱物や菌類。癒し。語りべ。
民族楽器とともに語る昔話への道・先住民の方々との日々。
淡路島移住生活・母子疎開支援

またも遭遇してしまいました。


今日は忙しかったので朝食・昼食もまだで、夕方西友で子供用・自分用に買い物をしてレジを済ませて帰ろうとしたらば。
目の前で大の字でぶっ倒れているおばあちゃん。
周りの人たちは慌てふためき、本人もパニック状態。
またかと思って(私はよくこういうのに遭遇しているので慣れっこ)通り過ぎようとしたらば、
起きあがらせて連れて行こうとしてるので、
「ダメ!動かしちゃ。救急車呼んで。」と指示。

しばらくおばあちゃんを抱っこするハメに。
(起き上がろうとするので。倒れた老人の場合危ないのよ。血管切れて死ぬことあり。
2次的にはいきなり再度倒れ頭を強打する可能性アリ)
完全に本人はパニック起こして真っ青になっているので、大丈夫だよ~ゆっくり呼吸してね~大丈夫だからね~
と胸をなでなでしながら首筋で脈をみて。

本人が落ち着いてきたものの起き上がって動こうとするので、大丈夫寝ていてね~
「救急車呼ばないで」(おばあちゃん世代は皆こう言いがち。大げさにしたくないって気持ちはわかるけど)と言ってる本人に使える物は全部使っていいのよ~皆助けてくれるからね~
ただで使える物は使おうね~なんてなだめつつ、なぜか本人は納得したので再度胸をなでなで。

そのうち明らかに看護婦さんかお医者のプロの手つきでおばあちゃんの脈を診る人が現れたので、
「子供が待ってるから」と簡単に引継ぎしてさっさと帰ってきました。

やっぱ、救急のプロの手際だったわ。
やはり看護婦&保健師さんでした。
失禁してるか、手で探ってみてたし、頭を下げておくこととか呼吸しやすいようにベルトを緩めてあげるとか、窒息しないように首を横に向けたり(嘔吐物がのどに引っかかって窒息することあり)してたもんね。
とても勉強になりました。


不思議だな~と思うのは人が倒れたりすると、その側に助けることが出来る人がいること。
今回はレジのお姉ちゃんたちや警備の人、私(ヘルパー2級あり、そしてヒーラー)、そして看護婦&保健師さん。
あ、後通りすがりのおばちゃんもおばあちゃんの手をにぎってたな。

知らない人同士がおばあちゃんを中心としてひとつのプロジェクトチームでした。
救急車を誘導する人、通路を封鎖してくれた人、毛布を持ってきた人、電話でおばあちゃんの状態を救急隊員に伝えていた人。
皆自分の出来ることをしていました。
日本は捨てたもんではないなぁ、少なくともここ、荻窪はいいなと思いました。

そして前々から延び延びになってる応急救護の訓練プログラム、MFA メディックファーストエイド(R)http://cart04.lolipop.jp/LA06228269/?mode=ITEM2&p_id=PR00101240047 早く受けようと思ったのでした。
(この森の遊学舎さんはお友達なのですが、初代テレビチャンピオン野人王です。どうしてだか、私は彼のMFAを受けたいのです。野人つながり?)